Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

グリーンキャンパス宣言について

high190です。
洞爺湖サミットの開催前に開かれる予定の「G8大学サミット」。

このサミットで「グリーンキャンパス宣言」が採択される予定だそうです。

主要国の代表的な大学が、構内に風力発電などの再生可能エネルギーを入れたり、廃棄物発生を大幅に抑えたりするなど環境に配慮した「グリーンキャンパス」づくりを宣言する。30、1日の両日、札幌市で開かれるG8大学サミットで合意文書が採択される見通しだ。
G8大学サミットは北海道洞爺湖サミットを前に、初めて開かれる。主要国と中国やインド、ブラジルなど新興経済国の計14カ国から東京大、英ケンブリッジ大、米エール大、北京大など37大学の学長らが参加。温暖化問題など「持続可能性(サステイナビリティ)」をテーマに大学としての取り組みを話し合う。
1日に採択する「札幌サステイナビリティ宣言」では、G8首脳に対し、温暖化など地球規模の課題に対応するため研究の成果を踏まえて政策を進めることを要請。「持続可能な社会の実験場」としてキャンパスを活用することをうたい、成果を社会に広く普及させることを宣言する。
大学サミットは来年はイタリアで開き、各大学の取り組み状況を検証していく。

学生への教育を含めて、グリーンキャンパス宣言というものは面白そうです。
きっと、宣言が発表されてから追従して採用していく大学もいくつか出てくるでしょう。

来年はイタリアで大学サミットが開かれるそうですので、今後も継続して行われるものなのでしょう。
こうした国際的な大学間の交流というものは、日本の大学のプレゼンスを高まることにも繋がりますので、大いに日本の大学も参画して世界に発信していくことが必要なのではないでしょうか。

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