Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

6月も終わり、前期定期試験の時期へ

high190です。
7月といえば前期の定期試験。

そろそろ大学の雰囲気に慣れてきた新入生にとっては、初めての大学での試験ということになります。
本学では試験の際に学生証を提示することが受験の条件になっているんですが、忘れると自動的に試験は受けられないということになってしまいます。


1回までなら仮学生証というものを教務課で発行できるんですが、“2回目”はありません。つまり受験資格を喪失してしまうということ。
そして学生証の再発行が大量に出るという、毎年恒例の光景が教務課では繰り広げられることになります。もちろん、大学としてもメールや学内掲示で学生には周知しているんですが、それでも学生証を忘れる学生はあとを絶たないのが現状のようです。私も昨年学生課にいた時、泣きそうになった学生の顔を見て、何とも言えない気持ちになったのをよく覚えています。


個人的には受けさせてあげたい!んですが、本人確認の手段としては一番学生証がいいですからねえ。もうちょっと学生のためになるような方法を探し出してあげたいなと思います。ちなみに他の大学でも定期試験の受験には学生証が必須のようです。(まあ、当たり前ですけど)

どこの大学も学生への周知については苦心しているようですね。

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