Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

G8の大学版、札幌での開催が決定

high190です。
以前にもお知らせしたG8大学長サミットの開催が札幌に決まったようです。

[過去記事]
日本にG8加盟の大学トップが集合?(2007/10/01)

北大など国内の主要十四大学は九日、北海道洞爺湖サミットに連動した「G8大学サミット」を来年六月三十日−七月一日に札幌市内で開催すると発表した。サミット参加のG8各国のほか、中国、インドなどの主要大学の学長が一堂に会し、「持続可能な社会の確立」をテーマに議論を深める。参加大学は四十前後になる見通し。
国内からの参加は、北大と東大、京大など国公立十大学と、早稲田、慶応など私立四大学で、八日に運営会議(議長・小宮山宏東大学長)を設立した。北大の佐伯浩学長が実行委員長(運営会議副議長)に就き、受け入れの中核を担う。
海外からの参加大学は決まっていないが、G8は一カ国二大学程度、中国とインド、韓国、南アフリカ、ブラジルなど各国から一大学程度とし、年内に運営会議が各大学に対して学長出席を打診する。
当日は、環境保全のための大学の役割についても議論し、宣言文を採択する方向で、運営会議がさらに内容を詰める

主要大学の学長が話し合うテーマは「持続可能な社会の確立」ですが、日本の大学では共同でこんな取り組みをしています。

国立大学法人・私立大学の中でも研究レベルの高い大学が名を連ねています。持続可能な社会の確立・実現は、日本だけでなく世界的に見ても非常に重要度の高いテーマであるといえます。その分だけ期待も大きいということです。初めての開催となるG8大学サミットですが、これを機に定例化していくと国際的な大学間交流が実現できますので、今回は是非とも成功して欲しいですね。