Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

金沢大学がフレスコ画の研究所を設立

high190です。
金沢大学がフレスコ画の保存技術を開発する研究所を設立したそうです。


金沢大は19日、イタリア中世のフレスコ画の修復、保全に取り組む「フレスコ壁画研究センター」を学内に設立した。イタリアの研究機関と連携し、劣化が進む貴重な壁画を保存する技術を開発するほか、将来の研究者育成を目指す。
金沢大は平成16年からイタリア中部フィレンツェのサンタ・クローチェ教会でフレスコ画の修復を実施。同国南部でも中世壁画を調査するプロジェクトを進めるなど実績を積んでいる。
センターでは美術史や医学など幅広い分野の研究者を集めるほか、修復した壁画をインターネットで閲覧できるデジタルアーカイブの作成にも着手する。
センター長に就任した宮下孝晴教授(60)は「美術史を書き換えるような成果を挙げたい」と意気込んでいる。

金沢大学のWebサイトにセンター開設のプレスリリースが出ています。

また、壁画修復プロジェクトのイベント告知も出ていました。

修復した壁画がWebでデジタルアーカイブされる計画もあるそうで、完成したら是非見てみたいですね。特色ある取り組みを是非続けていただきたいです。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
にほんブログ村