Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

関西学院大学が文楽劇場と連携協定を締結

high190です。
少し前のニュースですが、関西学院大学国立文楽劇場が連携協定を締結して若者の文楽観賞者を増やすための協力を今後していくそうです。


国立文楽劇場大阪市)は9日、関西学院大兵庫県西宮市)と連携協力の協定を結んだ。同劇場が大学と協定を結ぶのは初めて。劇場を運営する独立行政法人日本芸術文化振興会の茂木賢三郎理事長は同日記者会見を開き「お客さまは中高年層が中心で、若い観客を育てることが課題。文楽が発展する上で大きな成果になる」と話した。
記者会見に同席した杉原左右一学長によると、関学大は今年4月から、学部を問わずに受講できる総合コースで「文楽入門」と題する講義を始める。半年間、計14回の講義では、太夫や人形遣いなど文楽劇場の技芸員が実技や知識を披露することもある。
さらに留学生や付属の小中高生が文楽を鑑賞できる機会も設ける予定。文楽の研究でも同劇場との関係を深めるという。

日本文化を学ぶには自ら劇場に足を運ぶことが必要ですので、大学生ぐらいの世代には若干敷居が高いですよね。料金的にも決して安くはありませんからなおのこと。このように大学が講義の一環として取り入れれば学生にとっても足を踏み込みやすいのかも知れません。

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