Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大阪府立大学と首都大学東京が交流協定を締結

high190です。
大阪府立大学首都大学東京が交流協定を締結しました。
大阪と東京、東西の大都市を本拠地にする公立大学同士の交流協定は興味深いですね。

大阪府立大(堺市中区)と首都大学東京(東京都八王子市)は4日、交流協定を結んだ。相互に教員を派遣して講義をするなど、大学院を中心に互いの得意分野での交流を目指す。府立大は獣医学などに定評があり、首都大学東京は都市工学の分野が充実している。
両大学はこれまでもスポーツ交流「総合競技大会」を続け、応用化学の分野で教員が交流してきた関係があり、全学的に学術分野で交流することになった。府立大の南努学長は「国立と私立の間に公立は埋没しがちな中、強みを出し合ってブランド力を高めたい」。首都大学東京西澤潤一学長は「東西の一大公立大が連携することで、教育や研究の奥行きをグッと広げたい」と抱負を述べた。

相互の教員派遣などを行うとあります。互いの得意分野をさらに活かせるといいのですが。
この交流協定の最も重要なポイントは、首都大学東京の西澤学長のコメントに現れていると思います。公立大学は国立と私立の間に埋没しがち・・・公立大学の特色を存分に活かした形での交流が実現するといいですね。

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