Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

タダコピ、広がる

high190です。
大学向けのサービスで広がっているものがあります。

用紙の裏に広告を掲載することでコピー代を無料にした「タダコピ」が、大学で人気だ。首都圏の大学から始まり、この秋から関西の大学にも広まりつつある。試験前などに重宝されている。
大阪府吹田市の関西大の生協には9月18日、モノクロコピーが0円のタダコピが登場した。生協が設置した隣のコピー機は1枚10円。文学部3回生の中井沙季さん(20)は「試験の時期はコピー代が月5千円かかることもあった。助かります」。
タダコピは、慶応義塾大の学生らが立ち上げた株式会社「オーシャナイズ」(東京都渋谷区)が仕掛けた。用紙の裏面に事前にカラー広告を刷り、コピー機に入れておく。広告掲載料を機械の設置・維持費用に充て、学生のコピー代を無料にする仕組みだ。
昨年4月、慶大に設置して以降、今月1日までに36大学の52キャンパスに計60台を置いた。関西では、1月の龍谷大を初めに、9月に関西大、大阪府立大、京都産業大、10月に神戸大に1台ずつ設置した。
広告主にとっては、対象を学生に絞って宣伝できる利点がある。凸版印刷(本社・東京都)は就職活動中の学生を狙い、9月から会社紹介を載せた。広報担当者は「うちは何をつくっているか分かりにくい会社。まずは興味を持ってもらいたい」。
これまでに広告を載せた企業や団体は約160。不動産や化粧品、コンサート情報などさまざまで、7月の参院選前には東京都選管も投票を呼びかけた。
オーシャナイズ広報の蓑毛萌奈美(みのも・もなみ)さんは「学生と広告主との新しいコミュニケーション手段。大学や企業をどんどん開拓していきたい」と話す。将来は専門学校などにも広げたいという。

既に大学業界では話題になっていましたが、さらにサービスが拡大しているようですね。*1うちでも導入すれば、学生が喜ぶかな?