Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

新入生の皆さん、一気飲みは絶対にやめましょう。

high190です。
年度末に近づき、そろそろ各大学では新入生を迎える準備で慌ただしくなっていることだと思います。
そんな中で、一気飲みで学生が死亡するという悲しいニュースが入ってきました。


佐賀大学理工学部1年の男子学生(19)=佐賀市=が、所属するラグビー部の卒業生送別会で酒を飲んだ後、死亡していたことが15日、分かった。送別会では「一気飲み」などもあっており、急性アルコール中毒になった疑いもある。佐賀署が司法解剖して死因を調べている。
佐賀大が発表した。男子学生は13日午後8時から佐賀市の居酒屋であった送別会に参加。飲み放題のコースで約2時間、ビールや日本酒を飲んだ。同10時半ごろ別の居酒屋に移ったが、間もなく気分が悪くなり、部員2人が付き添い、別の部員のアパートにタクシーで送った。車中でいびきをかき、両脇をかかえられて歩く状態だったという。
アパートでは先に気分が悪くなって帰っていた部員2人と、後で送り届けられた1人の4人で寝た。14日午前6時50分ごろ、1人が男子学生の寝息が聞こえず、呼び掛けに反応しないことに気づき、119番。県立病院に搬送されたが、死亡が確認された。
男子学生は13日午後、OBらも交えた送別試合に出場し、送別会に出席した。参加者は1〜4年生の男子部員と女子マネジャー、指導にかかわっていたボランティアの80代男性の計21人だった。
大学が部員らに聞いたところ、1次会で順番に一気飲みがあり、男子学生も「次はわたしが飲みます」などと言ってビールをコップや瓶のまま2、3回、一気飲みし、日本酒も飲んでいたという。部員らは「強要はしていない」と話している。死亡した男子学生を含め4人が未成年だった。
佐賀大は遺族に状況を報告。15日の記者会見で瀬口昌洋副学長は、再発防止に向け「在学生や新入生に文書で注意を促し、一気飲みや未成年者の飲酒禁止を徹底したい」とした。顧問の栗原淳文化教育学部教授は「管理、指導が不十分だった」と謝罪し、ラグビー部の活動は自粛する考えを示した。

学生の皆さん、一気飲みは絶対にやめましょう。他人に勧めるのもダメです。
大学としても新入生及び在学生に一気飲みの危険性を周知し、問題が起こらないようモニタリングしておきたいですね。

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