Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

武蔵野大学の入学前教育

high190です。
個人的にちょっと注目している大学があります。それは武蔵野大学

元々は武蔵野女子大学という女子大だったのですが、共学化して一気に偏差値も受験者数も伸ばしたという、まさに大学業界の注目株。そんな武蔵野大学では入学前教育でも面白いプログラムを用意しているそうです。


(上記記事より一部抜粋)

昨今、少子化に加え大学入試の多様化等による大学生の学力低下が叫ばれており、各大学では、新入生の入学時の学力をいかに確保し、学びの意欲を喚起するか模索が続いています。
そんな中、武蔵野大学では、平成15年度文部科学省特色GP※採択『キャリア開発プロジェクト』等の実績に基づく入学前教育プログラム「自己の探求1」に取り組んでいます。
このプログラムは組織活性化を専門とする北森義明教授(現客員教授)によって開発され、企業でのチームビルディングの実践と研究の成果を基に構成されており、グループワークが中心となっています。他大学とは違い、知識取得を中心とした学習ではなく、“学ぶ”ことへの意欲や姿勢を養うことを目的としています。

大学の質を維持することに文部科学省は躍起になっていますが、実際には各大学が様々な取り組みを通じて大学の質を担保しているんですよね。そういった意味では、入学前教育も大学にとって重要な施策のひとつになると思います。大学時代の4年間は長いように見えますが、実際には短いもので、例えば本学の学生の質を見る限り、入学前からの教育が必要不可欠ではないかと思われるのも事実です。
まず何よりも学習することの意味から伝えていかなくてはいけない。そういった現状を見る限り、他大学がどのように入学前教育を実施しているのかをリサーチすることも重要なポイントのひとつです。

プレスリリースを読む限り、報道関係者は取材してもいいみたいなんですが、他大学の職員はダメでしょうか?

>武蔵野大学の担当職員様

もしOKなら是非ご連絡下さい。

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