Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

マスコットキャラで大学をPR

high190です。
マスコットキャラクターやオリジナルグッズで大学をPRする大学が増えてきているそうです。狙いは学生に親しみやすさを抱いてもらうこと。


都内の大学でマスコットキャラクターやオリジナルグッズを導入する動きが広がっている。教育理念PRや受験生獲得に向け、存在感は増すばかりだ。
明治大学(千代田区)はフクロウをモチーフにした「めいじろう」を昨年12月、公式キャラクターに採用した。羽はスクールカラーの紫紺、胸にMの文字が特徴。今後、グッズ展開や着ぐるみによる学内外でのPR活動を行う予定だ。
担当者は「今の受験生はゆるキャラブームの中で育った“キャラ世代”。情報を伝えるにはビジュアルで」と話す。
北欧生まれ「ムーミン」のキャラクターを採用し、成功したのが東洋大学(文京区)だ。1998年度から入試広報に使っている。作品に描かれた「なぜだろう」と考える姿や家族愛の精神が、哲学館を前身とする同大の理念にマッチするからだという。
入学案内の表紙には毎年必ずムーミンが登場。「これだけで手に取ってもらえます」と担当者。2010年版は約19万部を配布。特に女子高生に受けがよく、女性受験者や女子学生増加につながっている。「大学イメージも明るく親しみやすいものに変わったのでは」と効果を自負する。

明治大学の「めいじろう」かわいいですね。「中の人」は広報課の職員なんだろうか?
また、東洋大学ムーミンは既に大学広報の中で定着しており、キャラクターを上手に活用した成功事例のひとつです。
このように大学のイメージを言語だけではなく、イメージで伝えるためにキャラクターを有効に使いたいと考えている大学は多いと思います。

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