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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

外務省職員が出張講義を行う「外交講座」を大学でもっと活用しよう

high190です。
最近では大学に関する秋入学の議論が様々なところで行われるなど、大学の国際化に関する関心が高まっていますが、教育の一環として学生が最新の国際情勢に関する生の話を聞ける機会を作ることも今後より必要になってくるのではないかと思います。外務省では、大学生・大学院生が最新の国際情勢や外交問題に対する理解を深められるよう、職員を大学に派遣して講義を行う「外交講座」を行っており、こういった講座を活用することも大学の国際化に向けた足がかりになり得ると思います。


外務省では,次代を担う大学生・大学院生を対象に最新の国際情勢や外交問題についての理解を深めていただくため,外務省職員を全国各地の大学に講師として派遣し,講義を行う「外交講座」を実施しております。
本講座実施をご希望の場合は,以下の開催要領をご覧いただき,別紙「実施申請書」にご記入の上,開催希望日の2ヶ月前までに,外務省国内広報課まで御提出下さい。

こういった講座があることを私は外務省のメールマガジンで知りました。しかしながら、大学関係者にこういった講座があることはあまり知られていないように思われるため、このブログでも紹介したいと思った次第です。
開催要項によると、講演料は無料で講師の派遣にかかる交通費を大学が負担すればいいようです。実施の2か月前までに所定用紙での申込を行う必要があります。実施申請書の中に講演テーマの一例が紹介されていますが、日本の外交政策をだけではなく、国際平和協力、安全保障、国際法自由貿易協定など多彩なテーマでの開催が可能なようです。

日本の外交政策国連関連,国際協力関連,人権,人道支援,平和構築,国際平和協力,軍縮関連,安全保障,人間の安全保障,海上安全保障,国際テロ関連,国際法関連,EU(欧州連合)関連,APECアジア太平洋経済協力),FTA自由貿易協定)/EPA経済連携協定),広報文化交流,ユネスコ関連,地球環境(気候変動),エネルギー安全保障,食料安全保障,各国地域情勢(アジア,大洋州,北米,中南米,欧州,中東,アフリカ),外務省の仕事,外交官になるには,国際公務員になるには,等

グローバル化が進んでいるとはいえ、世界を相手に仕事をしている人の具体的な話を聞く機会はそう多くありません。学生の目線に立って考えれば、在学中に様々な経験を積む機会を増やすための施策を大学として考えていかなくてはなりません。だからこそ留学の重要性があるのですし、日本と世界の関係について考えるきっかけを作る上で、この講座はとても有効だと思います。今年度は52の大学で講座が行われていますが、より多くの大学で外交講座が今後広まっていけばいいですね。