Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

本日は平成20年度、第1回Greenhorn Network勉強会

high190です。
本日、6月15日は平成20年度第1回Greenhorn Network(通称GN)勉強会の開催日でした。GNって何?と思われる大学職員の方もたくさんいらっしゃると思いますが、首都圏の若手大学職員の自発的な勉強会のことです。

既に結構な勉強会が開催されている由緒正しい?大学職員の集まりです。ここでの人的ネットワークって業務遂行にも結構影響が大きいんですよ。(ちなみに一番情報交換が活発に行われるのが勉強会終了後の懇親会だったりするあたりが面白い)毎回、運営メンバーの皆さんが参加者からの声も参考にしながら魅力的なテーマを準備しています。当然、日常業務とは別に行うわけですから、その労力は結構なもんなんじゃないかと思います。


今回は北里大学白金キャンパスでの開催。いつも思うんですが、他大学のキャンパスって本当に設備が整っていていいよなぁ〜。おまけに白金でしょ?六本木・恵比寿も近いし立地的には言うことなしですな。


ちなみに今回の開催場所となった北里大学は医療系の総合大学。私の勤務する経済・経営系の大学とは分野が違うので、これまでにはない発見があるんじゃないかと楽しみにしていましたが、大学の敷地に入ってすぐ、大学病院の大きな建物を見て「あぁ、うちとはだいぶ違うけどこれも大学なんだよな」と妙な納得をしてしまいました。せっかくなので学内の写真でも撮ろうと思い、ラウンジみたいな場所で撮影。

さて、勉強会の内容に話を移しますと、今回は2つのテーマを講義形式で聞くというものでした。

  • 大学職員のための図書館入門

「大学職員のための図書館入門」は、ある大学の図書館にお勤めの方が、図書館の上手な活用方法について紹介。職員になってから自分の大学の図書館を使うことは減りましたが、業務の面でも有効に活用できるんですね。個人的には「レフェラル・サービス*1」というものに興味を惹かれました。

  • 社会と大学の接点・就職センターの取り組み

「社会と大学の接点・就職センターの取り組み」は、ある大学の就職センターにお勤めの方が、その大学の特性に合わせた就職支援制度について分かりやすく解説してくれました。これは就職支援とはちょっと離れるのですが、最近はどの大学でもグループワークに大きく力を入れているような気がします。この大学でも教職員のファシリテーター*2を120名準備して、チームでの教育を重視しているそうです。


勉強会は実質2時間でしたが、普段接することのない業務への知識を深めることができてとても有意義な会でした。大体この勉強会は日曜日に開催されているんですが、休みの日でも勉強会に顔を出さないことがもったいなくなるほど、毎回勉強になります。いづれは私なんかも自分の業務に関して発表したりする日が来るんでしょうか。そう考えると明日からの仕事も気を引き締めていかなければいけないなと思います。

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*1:文献や情報要求に対して、その分野の適切な専門家や専門機関に照合して情報を入手し、提供するサービス、またそうした専門家や専門機関に利用者を紹介するサービス

*2:参加者の心の動きや状況を見ながら、実際にプログラムを進行して行く人のこと、促進者