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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

Greenhorn Networkが大学マネジメント研究会で紹介される

Diary Staff Development

high190です。
私も参加している若手職員の勉強会で、Greenhorn Network-若手大学職員勉強会/ネットワーク-という団体があります。このブログでもたびたびお知らせしてきましたが、*1 *2 *3 *4主に関東地区の私立大学職員で構成されており、年に4回程度の勉強会を開催しています。先日、代表を務める明治大学の横内さんにお会いしたとき、大学マネジメント研究会の会報に活動が掲載されたとのお話を伺いましたので、是非このブログでも取り上げさせてもらいたいと思います。



●Greenhorn Network(グリーンホーン・ネットワーク)とは?

「Greenhorn Network」は、主に首都圏の大学等に勤務する若手職員を対象として、勉強会、講演会、大学横断的な若手職員の交流・情報交換等を行っている有志の団体です。2004年7月に浜松で行われた社団法人私立大学情報教育協会の合宿研修会にて出会った仲間とともに設立しました。現在、入職1〜10年目の若手職員を中心に約200名がメンバー登録をしている首都圏最大規模の若手大学職員勉強会として、各大学から集まった有志のスタッフによって運営しています。
参加資格は、大学および関係機関に勤務する若手職員であれば、国公私立は問わず、「若手」の定義も自己判断で、経験年数等での制限は設けていません。過去には、関西から東京で行う勉強会にいらっしゃった方もいます。メンバーの募集は、現在は主にホームページで行なっていますが、口コミや参加したメンバーからの紹介等で参加する方もいます。

●発足の経緯

発足した2004年は、ちょうど国立大学が法人化された年でもあり、大学やそれを取り巻く環境が大きく変わっていく時代の流れを強く感じていました。
その中で、大学職員に求められるものが一層大きくなるという期待が自分自身にもあったのですが、一方で、大学で働いていることを他業界の同期の友人等に話すと、やや語弊があるかもしれませんが、どうも「内向きで地味な仕事」だと思われていることを痛感しました。そこで、生意気ながら、若手からこの業界を活性化させて、大学職員のイメージを変えたいという思いから、仲間とともに立ち上げました。ちなみに団体名の「Greenhorn」は「青二才」という意味です。

●活動における試行錯誤

そんな「青二才」が始めた団体だったので、最初は運営もうまくいかず、企画が未熟であったり、参加者が集まらなかったりと試行錯誤の連続でした。また、発足当初は運営メンバーもかなりの若手が中心で、まだ自ら仕事や時間をコントロールすることが難しかったため、運営に係る負担は極力軽くすることを常に意識していました。有志の団体でありながら、今まで途切れることなく活動を続けてこれたのは、その点も大きかったのではないかと思っています。
同じ思いや志を持ったメンバーとともに、地道に勉強会の回数を重ねるごとに、徐々に参加者や協力してくれるスタッフも増え、運営のノウハウも蓄積されていきました。
今までの活動実績(一部抜粋)は表1のとおりですが、企画の際には、「若手職員らしい実践的な内容であること」や、「日々の仕事をしていく上でのモチベーションアップに繋がる内容であること」を念頭においています。

●新たなプロジェクトグループ活動「GN+(ジーエヌ・プラス)」

2009年までは、年4〜5回の1回完結型の勉強会をメインの活動として行なっていたのですが、お互いのコミットメントがさらに高い勉強会を求めるメンバーからの声などもあり、同年9月から、プロジェクトグループに分かれ活動を行う「GN+(ジーエヌ・プラス)」を分科会として発足させました。テーマを設定し、そのテーマに対して何かしらのアウトプットを出すことを目標に、現在3つのプロジェクトグループが活動を行なっています。

●活動を通じて、そして今後の展望

「Greenhorn Network」の活動を通じ、高等教育業界の専門家の方や、各大学の高い意識を持った職員の方と直接お話しさせていただく中で、「内向きで地味な仕事」というイメージとは全く異なる、これからの大学職員への大きな期待と責任を強く感じています。また、各大学の若手職員が、大学横断的な交流や自己研鑽の場を求めていることも実感しました。この「STAFF・SPIRAL」の企画もそうですが、大学職員がつながれば、大きな力になり得ると思います。それをリアルな場で体現できるよう、これからも活動を続けていきたいと思っています。
今後の新たな展開としては、各フィールドで活躍している若手職員を集めたシンポジウムのようなものを検討していこうと考えています。
このように、これからも若手大学職員が出会い・つながり・高め合える場として「Greenhorn Network」の活動を続けることができればと思っていますので、この「STAFF・SPIRAL」を読んでいただいている若手職員の方も、ぜひ一度、私たちの会にご参加下さい。

私もたびたび勉強会に参加していますが、手弁当とは思えないほど充実した内容で、毎回新しい発見を持ち帰ることができる貴重な機会になっています。また、若手職員ならではの視点で様々な企画が分科会として運営されています。「大学職員と語ろう!〜大学職員志望者応援セミナー〜」というプロジェクトがあり、これは大学職員志望者に対して、現役職員が勤務先大学名を伏して仕事の魅力を伝える企画なのですが、大学職員を志望するこれも、「これからの大学に求められる人材」を若手職員の視点で真摯に突き詰めて考えた結果、「大学職員志望者と現役の大学職員が交流することで、より大学というものを深く知ってもらうことが必要」という結論に至ったためだと思います。大学職員志望者応援セミナーについては、Facebookページを開設して、情報発信にも努めているようです。

上記のFacebookページをご覧いただくと分かるのですが、「現役大学職員によるリレーコラム」というものがあります。これは、毎回書き手が異なるコラムで、それぞれの担当業務ごとに大学職員の仕事の実像を紹介する、とても魅力的なコンテンツです。元来、総務や企画、管財などといった仕事は大学職員の仕事としてイメージしにくい面もあるかも知れませんが、実際に働く人の率直なコメントからどのような仕事であるかをある程度掴むことができるかと思います。今後も更新を続けていってほしい取り組みです。

*1:本日は平成20年度、第1回Greenhorn Network勉強会 http://d.hatena.ne.jp/high190/20080615

*2:Greenhorn Network 2009年度第3回勉強会 http://d.hatena.ne.jp/high190/20100112

*3:2010年度 Greenhorn Network 第1回勉強会 http://d.hatena.ne.jp/high190/20100524

*4:LEAPプログラム参加の大学職員による研修報告を聞いてきました http://d.hatena.ne.jp/high190/20120730