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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

イェール大学が博物館、図書館の所蔵品画像をライセンスフリーで提供

Diary Foreign Web2.0

high190です。
イェール大学が博物館・図書館の所蔵品の画像を公開する「Yale Digital Commons」を立ち上げたと発表しました。
約25万点の画像がライセンスフリーで提供されるそうで、同様の取組を行う大学も今後増えてくるかも知れません。


米イェール大学は5月10日(現地時間)、オープンアクセスポリシーの下、同大学の博物館や図書館の所蔵品の画像を公開する「Yale Digital Commons」を立ち上げたと発表した。スタート時点で25万点以上の古書や絵画などの画像が、誰でもライセンスフリーで利用できるようになっている。
公開された作品の中には、J・M・W・ターナーウィリアム・ブレイクの絵画、モーツァルトの手書きの楽譜などがあり、これらを論文や出版物に利用できる。
1701年創立の同大学は、イェール大学美術館、ピーボディ自然史博物館(1200万点以上の標本を所蔵)、米国の大学図書館としては蔵書数でハーバード大学に次ぐ2位の図書館(蔵書数1000万冊以上)などに多数の歴史的な資料を有している。最終的にはこれらの所蔵品のすべての高解像度画像をパブリックドメインで公開するのが目標という。
イェール大学は発表文で「われわれは学生、学者、一般社会に所蔵品の画像をオンラインで無料で公開した。この取り組みに他大学も続いてくれることを望んでいる」としている。

イェール大学のWebサイトにプレスリリースが掲載されています。

デジタルコモンには以下のURLからアクセスすることができます。

他大学の追随を促していることに好感が持てます。大学が持つ知を公開するという点では、オープンコースウェアに似ていますね。
こういった点を踏まえると、大学図書館はますますメディアセンター化を進めていく必要があります。

書籍などの印刷物のみならず、大学で保有する学術的・文化的に価値のあるものを万人がアクセスできるようにすることで、さらなる知の高度化に繋げていく価値あるプロジェクトだと思います。
図書館などの施設が電子的な発展を遂げることで、図書館のメディアセンター化がより進んでいくことになるでしょう。