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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

オーストラリア・クイーンズランド工科大学が「宇宙でおいしく飲めるビール」を開発中

Diary Unique

high190です
オーストラリアのクイーンズランド工科大学では、宇宙でおいしく飲めるビールの開発を行っているそうです。


宇宙旅行が実現するにはまだ数年はかかりそうだが、無重力の宇宙空間でもおいしく飲めるビールの開発に、豪クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology)の研究チームが前年11月から取り組んでいる。
宇宙空間では、舌が膨張するため味覚が変わる。また、炭酸度は弱くなければならない。
こうした条件下で味・質ともに完璧なビールを作るため、研究チームは高さ21メートルの塔のような装置を開発した。装置の中は宇宙空間に近い微小重力状態に保たれており、1滴のビールは2秒かけて落下するという。
この装置を使って研究チームは、さまざまな醸造法によるビールの炭酸度が高加速度下でどのように変わるか、冷たさを保つ理想的な性質はどんなものか、「のどごし」や泡立ち具合などについて、比較する実験を繰り返している。
研究チームを率いるのは、日本の宇宙航空研究開発機構JAXA)での勤務経験を持つマーティン・カスティロ(Martin Castillo)氏だ。研究に携わる学生たちは「とても熱心だよ」と冗談交じりに語った。この研究の成果を活用し、豪ビール醸造会社4 Pinesと宇宙技術開発Saber Astronautics Australiaは共同で「宇宙ビール」を開発した。人類初の宇宙飛行を達成したソ連の宇宙船「ボストーク(Vostok)」にちなんで名づけられた「ボストーク・スペース・スタウト(Vostok Space Stout)」は今年2月、フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)で無重力試飲実験を行い、「宇宙飛行士役」から味のお墨付きを得ている。
ただ、カスティロ氏によれば「微小重力ビール」の研究はまだ「予備調査のスタート地点に立ったばかり」。微小重力下でアルコールを飲んだ場合に、人体にどのような影響があるのかも確認しなければならないと述べている。同大の実験は生理化学面に特化しており、試飲はしていないそうだ。

いずれ宇宙への旅が現実のものになった時、このビールで乾杯する日が来るのかもしれませんね。
研究チームを率いるカスティロ氏はJAXAでの勤務経験もあるようですし、日本の酒造メーカーも協力したら面白そうですが。
この研究についてのニュース記事が大学公式サイトに出ていました。

完成への道のりはまだ険しいようですが、将来の成果が楽しみな研究ですね。