Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

福井県の鯖江市の街づくりに「学生市長」が活躍

high190です。
少し前のニュースですが、福井県鯖江市では市地域活性化プランコンテストを開催して学生の意見を募ったそうです。


学生が市長になりきり、福井県鯖江市の街づくりを考える「市地域活性化プランコンテスト」の現地調査が11日、同市で始まった。東京大や京都大など8大学から24人の“学生市長”が集まり、特産品の眼鏡の販売店などを視察した。
8グループに分かれ、中心市街地や市内のJAを見学した。東京大4年の巻島隆雄さんら3人は、地場産業の眼鏡の製造販売について、現状や課題を把握するために眼鏡店「田中眼鏡」(神明町)を訪問。「中国産と鯖江産の眼鏡の違いは」「欧州の最先端のデザインを取り入れた眼鏡を、地元企業が製造販売するシステムはあるのか」と、店主を質問攻めにした。学生たちは、牧野百男市長からも市政の説明を受けた。
視察結果などを踏まえてアイデアを練り、13日午後1時から、本山誠照寺(本町)で発表する。市は、優れたアイデアがあれば実際に採用する可能性があるとしている。
コンテストは学生の新鮮な発想を市の活性化に生かすため、市民らでつくる実行委員会が企画した。全国から約80人の“立候補”があったという。

「学生市長」というのは面白いですね。地域活性化の課題を実践的に取り組んでみるということは、面白いテーマであると同時に自治体にとっても新鮮な意見が聞ける場になると思います。意見を聞かれる方にとっても、学生からの質問ということで色々考えて回答していただけそうです。

いまのところ、市のWebサイトにはこのことについてのリリースは出ていませんが、是非結果どうであったのかをお知らせいただきたいですね。