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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大学生が最も活用するソーシャルメディアは何か?

Diary Web2.0

high190です。
社団法人東京広告協会が実施した、大学生を対象にしたSNSに関する意識調査によるとTwitterよりもSNSの方が大学生に受け入れられているという結果が出たそうです。また、トレンダーズ株式会社が実施した調査ではTwitterが良く使っているソーシャルメディアとの調査結果が。果たして大学生が最も使っているソーシャルメディアは何でしょうか?


【調査結果トピックス】
■大学生はTwitterを「フォロー」しない?〜大学生の約6割はTwitterを今後「利用したくない」
大学生にTwitterの今後利用意向を聞いたところ、大学生の57.0%がTwitterを「利用したくない/し続けたくない(計)」と回答。今話題のソーシャルメディアであるTwitterが大学生にとっては魅力的ではない可能性を示唆しました(図表A)。

現在の大学生のTwitter利用率は、「利用している(閲覧のみも含む)」が23.4%、「登録しているが全く利用していない」が12.3%、「登録していない」が64.3%(図表B)と、まだ利用していない大学生が多く見受けられました。
また、その非利用理由の上位は、「興味がない/なくても困らないから」「常に更新しないといけない感じがする/面倒くさいから」が上位(図表C)となり、まだ知識が足りない層も見受けられるが、Twitterのスピード感あるコミュニケーションに戸惑いを感じているとも考えられます。

■大学生は、SNS(そこらへん・なかまうち・サービス)がお好き。
一方、Twitterを除くSNS(mixiなど)に対しては、大学生は非常に親和性が高いという結果も出ています。(※本調査ではSNSTwitterを区別して調査を行っております)SNSの利用率は、 「利用している(閲覧のみも含む)」が71.8%、「登録しているが全く利用していない」が6.0%、「登録していない」が22.2%(図表D)と、多くの大学生が利用していることがわかります。また、SNS利用者に聞いた利用しているSNSは、「mixi」が96.6%が圧倒的第一位、続いて18.4% の「モバゲー」、14.3%の「GREE」となり(図表E)、コミュニケーション要素の強い「mixi」に大学生の支持が集中する結果に。

大学生のSNS上の交流メンバーは、「同じ大学の中のいい人」88.6%、「小中高などの地元の人」85.5%、「同じサークル・部活の人」75.7%となりました(図表F)。また、「SNS上での話を実際の会話でも出す(計)」と答えた大学生が86.8%もいることがわかりました(図表G)。このことから、大学生は交流を広げるというよりは、普段良く会う仲間内とのコミュニケーション手段としてSNSを活用し、SNSを使って普段のコミュニケーションを円滑にしていることがうかがえます。

さらに、SNSを使ったことで、「友人関係がどちらかというと良くなった」大学生は98.3%(図表H)と、大学生にとってSNSが友人関係を良くすることにまで活躍していることがわかりました。

■その他のトピックス
本レポートでは、さらに、SNSは感情共有できるストック型、Twitterは情報共有するフロー型」、「大学生は、SNSキズナを拡張・強化している」といった分析もしております。今回、一部のデータとトピックスをご紹介させていただきましたが、これ以外にも様々をしておりますので、ぜひご興味をもたれた方はご参照いただければと存じます。

この調査を実施した社団法人東京広告協会のWebサイト、やたらにレトロな作りなのが気になります・・・
昔作ったサイトを継続更新しているんですね。今はブログシステムとか、簡単に構築できるものがたくさんあるんだし、そういうものに変えてもいいんじゃないか?と個人的には感じました。

ちなみに同様の調査をトレンダーズ株式会社も実施しているんですが、こちらの調査では大学生が最も使うソーシャルメディアTwitterという結果が出たそうです。


女性とメディアに特化したマーケティングを手がけるトレンダーズ株式会社(東京都渋谷区・代表 経沢香保子)は、2012年度新卒採用において「Facebook枠」を設置。 これに伴い、大学生のソーシャルメディア利用実態に関する調査を実施した。ソーシャルメディアを使いこなす“ソーシャルネイティブ”な現代の大学生の実態が垣間見える調査結果となった。

調査対象:首都圏在住の大学生100名 調査方法:インターネット調査 調査期間:2010年11月16日〜11月30日

■ 大学生が「最も利用しているソーシャルメディア」、2人に1人が「Twitter」!
「普段利用しているソーシャルメディア」として最も多くあがったのは「mixi」(81%)。次いで「Twitter」(70%)、「Ameba」(54%)、「Facebook」(39%)の順となった。一方で「最も良く使っているソーシャルメディア」としては、「Twitter」(46%)が「mixi」(26%)を押さえ№1となった。
ちなみにそれぞれのメディアの利用状況を聞いたところ、「mixi」の「マイミク」の平均人数は「230人」、「Twitter」の「フォロワー」は平均「261人」、「Facebook」の「友達」は平均「70人」となり、中には「Twitterのフォロワー数が2000人」という大学生も見受けられた。

■「Facebook」の利用法、「写真をアップ」「友達を見つける」「海外の友達と交流」!
39%と、約4割の大学生が利用している「Facebook」。そこでその利用法を聞いたところ、最も多かったのが「写真をアップする」(73%)。その他「友達を見つける」(50%)、「Twittermixiと連動させる」(27%)、「メッセージを送る」(27%)と続いた。また「海外の友達と交流する」「英語の勉強をする」といった、グローバルな「Facebook」ならではの活用法も多く見受けられた。

デジタルネイティブ」から「ソーシャルネイティブ」へ。現代の大学生は目的に応じて複数のソーシャルメディアを自在に使いこなしている。中でも「Facebook」はその存在感を増しているようだ。

■ トレンダーズの「Facebook枠」採用
トレンダーズでは、ソーシャルメディアへの関心が高く、能動的で発信力のある学生を積極採用するために、2012年度新卒採用において「Facebook 枠」を設置した(2010年12月27日締切り)。一定の条件を満たす応募者には、本人希望により会社説明会参加・一次選考をスキップする事が可能になる。

大学生が最も利用しているソーシャルメディアmixiのようですね。「大学生はSNSキズナを拡張・強化している」という指摘は、学生同士が強い結びつきを求めているようで興味深いです。なお、徐々にTwitterFacebookの利用者も増えているようですが、Twitterが世に受け入れられた理由のひとつにビジネスベースで活用したり、情報収集ツールとして有用であるということがあります。この結果から大学内部のコミュニケーションだけではなく、様々な物事に関心があって、自ら積極的に情報を収集したい学生は、SNSTwitterの両方を活用しているといえるのではないでしょうか。そういった意味ではTwitterは外向き、SNSは内向きであるといえますから、最近の学生はどちらかと言うと内向きで、異なる世代との交流より学生同士のコミュニケーションに心を配っているのかも知れません。
大学職員でも学生が使うソーシャルメディアについての見解をコメントされている方がいらっしゃったりして面白いです。ごく一部ですが紹介を。

自由に使える時間を切り口に「学生のうちはSNSで、社会人になったらTwitter利用者が増える」という面白い仮説だと思います。
ソーシャルメディアの活用を切り口にした学生の「今」を分析する取り組み。ある意味でソーシャルメディアが学生達の現在を投影する鏡になっているのかも知れません。