Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

学生が「理想の授業」を自ら企画運営−東京経済大学

high190です。
東京経済大学の学生たちが学生・教員・地域住民を対象にした「授業創造プロジェクト」をスタートさせたそうです。


東京経済大学国分寺市)で15日、学生が教壇に立ち、学生や教員、地域の人たちに授業をする「授業創造プロジェクト」が始まった。「こんな授業を受けてみたい」という理想を、学生自身でかたちにする試みだ。
文化会サークルの祭典「文化の花道」のイベントの一つ。22日までの期間中、「就活学」「戦略的恋愛論〜知らなきゃ損する男女学」「復縁学」「麻雀(マージャン)学」など19コマ(4コマはゲストの講義)があり、誰でも受講できる。
初日の「授業創造論〜本気で理想の授業を考えます」を担当した4年生の横山隼人さん(22)は、出席した学生らに「今の日本には創造性が足りないと思う。みなさんにはゼロから主体的に、熱くて面白い授業を生み出してほしい」と伝えた上で、やってみたい授業内容をグループで考えてもらった。22日に、実際にその内容に沿った授業をするという。
日程など問い合わせは、同大広報課(042・328・7724)。

東京経済大学のWebサイトにもプレスリリースが出ています。

開講される講義も面白いですね。個人的には学生が語る「就活学」は是非とも聞いてみたい。「復縁学」なんて通常の講義ではあり得ない名称ですけど、学生ならではの着想で、内容も面白そうです。文化会サークルイベントの一環として実施されるようですが、学生の目線で講義をどのように捉えているか知る上で、興味深いイベントだと思います。

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