Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

自動販売機でもTFT(Table for Two)。愛媛県の聖カタリナ大学が初めて導入

high190です。
愛媛県にある聖カタリナ大学では、代金の20円を途上国支援に充てる自動販売機を設置したそうです。


アフリカの開発途上国を支援しようと、清涼飲料水を購入すると収益の一部が寄付される自動販売機が15日、松山市北条の聖カタリナ大に設置された。
学生食堂などで特定のメニューを注文した場合、代金の中から約20円を途上国に給食費として寄付する「テーブル・フォー・ツー(TFT)」活動の一環で、販売機の設置は全国の大学で初めて。
20円は途上国の学校給食1食分の値段。TFTは、NPO法人TFTインターナショナル(東京)が07年に始め、08年10月から同大の学生サークル「はっぴーデザイン」も取り組んでいる。 自販機はTFTのロゴマークやアフリカの子どもらの写真でラッピング。キリンビバレッジ(同)が設置し、収益の一部を同法人に寄付する。これまで首都圏に計21台が設置されている。
同日、同大であったセレモニーでは、ホビノ・サンミゲル学長が「小さな貢献を通じ、世界で困っている子どもを助けよう」と呼び掛け、学生らは早速、商品を購入していた。

首都圏には同種の自動販売機が計21台設置されているそうですが、大学では初めての取り組みだそうです。
食堂メニューにTFTを取り入れている大学は少しずつ増えてきていますが、自動販売機であればどこの大学でも設置していますし、気軽に社会貢献ができる仕組みですね。小さな貢献を積み重ねることが必要なだけに、他の大学にも広まっていってほしいですね。