Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

青山学院大学が神宮前に複合文化施設をオープン

high190です。
青山学院大学が神宮前に複合文化施設をオープンしたそうです。元々は学生寮があったそうですが、創立135周年事業の一環として建設したとか。


青山学院(渋谷区渋谷4)は9月末、教育・研究施設、NHKサテライトスタジオ、多目的ホール、商業施設などを併設する複合文化施設「青山学院アスタジオ」(神宮前5)を竣工した。同学院創立135周年事業の一環。
場所は、青山学院と青山通りを挟んだ向かい側のエリアの一角で、同所には1964(昭和39)年から同学院大学男子学生寮「常青寮」があったが、施設老朽化などを理由に2007年3月に閉寮。同学院では同年4月から「常青寮活用プロジェクト」を発足させ、青山地区にゆかりのあるクリエーターらに意見を求めながら「青山から文化を創造し、社会に発する」を基本コンセプトにした「青山学院アスタジオ」構想を進めてきた。
約400坪の敷地面積に、地下1階〜地上4階から成る複合ビルを新設。「人の活動が見えること」「外の空気を感じること」などをテーマに、ガラスを多用したシンプルなデザインで、オープンスペースを広く設けた。
1階には、NHKのサテライトスタジオ「NHK@CAMPAS」がオープン。「開かれたスタジオ」をコンセプトにした同スタジオでは、大学生が作る国際情報番組「@キャンパス」など、同学院大生をはじめとする国内外の学生が制作に参加する番組、視聴者が収録に参加する番組、スタジオを使用したイベントなどを展開するという。今後、カフェの入居も予定。
地下1階には、講演会や小コンサートなどの用途で観客150人を収容できる多目的ホールを開設。2階にはパソコンルーム、プロジェクトルームなどを置き、教育施設の機能を果たす。3階・4階はクリエーターやデザイナー、アーティストや関連企業の貸事務所として活用。将来的には同学院発の企業の入居も見込むという。

こういうのを見るとやっぱり立地は重要だと思います。一等地だもんなあ。
将来的には大学発の企業の入居も見込んでいるそう。青山学院大学出身の起業家に声をかけていくんでしょうかね。教育施設を持ちながらクリエーター、デザイナー、アーティストに貸事務所を提供するのは、クリエイティブな教育を行える場所づくりためでもあるのでしょう。
クリエイティブなワークスペースは、ウェブ系の企業に良く見られますが、大学でもそういった職場環境づくりができたらもっといいのにと思います。

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