Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

ホリエモンが久しぶりにメディアに登場

high190です。
ライブドア前社長の堀江貴文氏が久しぶりにメディアへ登場しました。
ITについてコメントを出していますが、やはり今でも見る目は鋭いという印象を受けました。


(上記記事より一部抜粋)

(質問者)
あなたはネット企業の社長でしたが,「いかに資金を集めるか」「いかに知名度を上げるか」という施策ばかりが目立っていたと思います。その影響なのか,ライブドアは技術力がない企業だとも言われていました。

ホリエモン
僕には「技術力がある」という意味がよく分からない。技術よりかは,アイデアと実装でしょう。では,あなたはGoogleが技術力のある会社だと言えますか。

であれば,ライブドアも技術力のある会社でしたよ。技術力というものを評価する時に,僕はGoogleと当時のライブドアは大して変わらなかったと思います。では,Googleが世界一になれたポイントは何だと思いますか。

(中略)

そういう発想ではダメだと思うんです。
Googleが秀でていたのは,検索エンジンに対する考え方です。Googleというのは「インフラ屋」,あるいは「サーバー屋」なんですよ。つまり,いかに安くサーバー機を調達し,そのサーバーを大量に置けるデータセンターを構築できるかというところに注力したことです。広告ビジネスで重要なのは,いかに速く検索結果と広告を表示できるかというスピードです。僕はGoogleが成功した真の理由は,そこにあると思います。
当時,僕は検索エンジンというのは,どれだけ多くのクエリー要求に対して1台のサーバー機で処理できるかということばかりが重要だと考えていました。しかし,実際は1台のサーバーで最低限の同時接続をさばき,規模の拡大と共にサーバーの台数を増やしていった方が効率的だし,スピードも速いに決まっている。

Googleの成功の本質。こういった回答ができるのも技術者出身で経営者になった堀江氏ならではと言えるでしょう。

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