Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

京都大学が24時間図書館を開放

high190です。
京都大学が24時間図書館を開放することにしたそうです。

京都大付属図書館(京都市左京区)が来年1月にも、館内に24時間利用できる自習室を開設する。「深夜も開館してほしい」との学生の要望に応えた。同図書館によると、総合大学の中央図書館が24時間開館するのは全国でも珍しいという。
図書館1階を一部改修し、個人用の机と椅子を約90席設ける。ノートパソコンの持ち込みに対応し、無線LANを整備。飲食可能な休憩スペースも作る。利用できるのは学生だけで、夜間は警備員1人を配置する方針。
図書館は午前9時〜午後10時(平日)開館で、数年前から24時間開館を求める声が学生から上がっていた。図書館は「学習形態の多様化に対応するため決めた。試験期間などに効果的に利用してほしい」としている。

図書館の24時間開放、図書館資料を24時間調べられることは勉強にとって大きなプラスになりそうです。
ちなみに「利用できるのは学生だけ」とありますが、教員は利用できないんでしょうか?教員にとっても夜間の図書館利用はメリットが大きいと思うのですが、どうなんでしょう。

また、夜間は警備員を1名配置するそうですが、司書は置かないということなんでしょうね。学習形態の多様化に対応するために24時間開放を決定したとありますが、レファレンスもできる警備員!だったりしたら面白いんですけどね。

以前お知らせした嘉悦大学におけるキャンパスの24時間開放など、ここのところ大学施設を柔軟に活用しようとする大学が増えてきたように思います。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ