Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

慶應SFCの学生と大日本印刷が共同でベンチャーを設立

high190です。
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの学生と大日本印刷が共同でベンチャーを設立することになったそうです。

大日本印刷は7日、慶應義塾大学大学院と東京大学大学院に在籍する学生2人と、合同会社「マイアース・プロジェクト」を設立したと発表した。環境破壊など地球環境を取り巻くさまざまな問題をゲーム感覚で学べる小中学生向けカードゲーム「My Earth(マイアース)」の販売などを行う。
合同会社は学生2人が考案したゲームを事業化する。第一弾として日本の生態系を舞台にしたトレーディングカード「My Earth ―JAPAN―」を制作。8月上旬から全国の「丸善」の店舗で販売する。また、7月中旬から朝日新聞オリジナルの「My Earth ―JAPAN―」を環境授業用の教材として小学校3,000校に無料で配布するという。同社は2008年度に2,000万円、2010年度に1.5億円の売り上げを目指す。
大日本印刷は2006年から慶応大学湘南藤沢キャンパスの寄附講座「アントレプレナー概論」を協賛。講座受講者の考案したアイデアの中から優れたものについて、同社のベンチャー制度を利用して事業化を支援している。

学生のアイデアが事業化される。
これはなかなか面白い取り組みですが、これって学生のレベルにもよりますよね。企業としても役に立たない投資はできない訳で、効率的な資本投資が必要ですしね。将来の人材育成も見据えて考えるなら、いいと思いますが。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ