Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

宮城県の七十七銀行が東北大学に寄附講座を開設

high190です。
私は宮城県仙台市の出身なんですが、仙台の地方銀行と言えば七十七銀行。ちなみに「しちじゅうしちぎんこう」と読みます。何で七十七なのかと言うと、元々が第七十七国立銀行という名前だったからです。明治時代に全国各地で国立銀行が創立されたんですが、七十七番目だったことから今の名前になったそうです。
地域に根ざした銀行として今年の12月で創立130年を迎える歴史があるそうです。その七十七銀行国立大学法人東北大学が地域経済金融をテーマに寄附講座を開設したとのことです。

七十七銀行と東北大は、地域経済金融をテーマとした寄付講座を同大学院経済学研究科に設置したと発表した。期間は今月から2年間。
同行が、創業130年記念事業の一環として計4000万円を寄付。同科に「地域経済論」(2単位)と「地域金融論」(同)の2講座を開設する。17日に井上明久学長と鎌田宏頭取が一緒に会見して発表。鎌田頭取らは「内容や成果を検討したうえで、2年後以降も更新したい」とした。
両者は昨年1月、協力して地域貢献や地域経済活性化を図るとして産学連携協定を締結している。大学側は「今後も人的交流などを継続し、地域に根ざした研究を進めたい」としている。
同行が大学に寄付講座を設置するのは初めて。東北大としては35件目の寄付講座となるという。

私は地域と大学は大きく連携していくべきだと考えています。今回の連携は私の出身地のことなので、とても関心がありますし、宮城県の経済発展に役立つこととして大いに実施して行ってもらえたらと思います。

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