Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

サッカーワールドカップ予選で大学をPR

high190です。
2010年のサッカーワールドカップ出場を目指して予選が始まりましたね。ついこの間に日本とバーレーンの試合がありましたが、やはりワールドカップの戦いというものは心を熱くさせてくれます。(ただ、私は家にテレビがないもので試合を観戦することはできませんでした・・・)

さて、試合中にピッチ脇の広告に目が行ったことはありませんか?例えば海外のサッカーリーグで日本企業の看板を目にすると、「おっ」という気持ちになったり。サッカーの試合中に目にする看板には意外な広告効果があるような気がします。関西学院大学サッカー日本代表のワールドカップ予選に看板を設置したそうです。

日本時間の二十六日深夜に始まったサッカーワールドカップ(W杯)アジア三次予選の日本-バーレーン戦で、関西学院大(西宮市)が初めてスポンサーに名乗りを上げ、スタジアムに看板を設置した。
広告代理店によると、大学が海外での国際試合に広告を出すのは初めて。関学大は「世界に挑戦する若者を応援し、ブランド力向上につなげたい」と話す。
スタジアムのバックスタンド側に「関西学院大学」と書いた看板九枚をずらりと設置。今月中旬、スポンサーに空きが生じたため代理店から打診があったという。
関西では有名だが、首都圏などでは関西大や関東学院大と混同されることもあり、関学大にとって知名度アップは受験生の減少時代に至上命題。W杯予選は10%以上の視聴率が見込まれ、受験生や四十代後半から五十代の「親世代」の人気が高く、看板の設置を決めた。費用は数千万円という。
二十六日の中継開始直後から、OBなどから反響の電話があったといい、関学大は「効果を検証し、条件が合えば今後も実施したい」としている。

約2時間ほどの時間で数千万円ですから、費用は掛かりますが非常に有効な広告手段だったのではないでしょうか。ターゲット的にも幅広く閲覧してもらえることが期待できますし、大学にぴったりだったのかも知れませんね。

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