Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

産学連携に関する大学と企業の議論が本格化

high190です。
ここのところ、一気に各大学が取り組みつつある関連の産学連携ですが、何よりも人材育成という観点から相互に協力していく必要があります。

産学連携においても、お互いにシナジーを高められるようにするためには、ビジョンの共有が不可欠です。そのためには相互の意見交換が必要不可欠になってきます。上記記事はIT業界についての議論ですが、他の業種でも通用する事柄ではないかと思います。

その中で、分科会後半の議論で話題の一つとなるなど委員の関心が高かったのが、IPAが調査したデータの一つである、「産業界が大学に期待する教育内容」と「大学が重視している教育内容」の乖離である。

という指摘があるくらいです。両者の目指すべき方向性を明らかにすることで、大学の教育内容も変わることを求められてきます。大学教育の質的保証という点から考えると、あまり実務に特化したものではいけませんが。

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