Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

Webデザインの成否による費用対効果について考える

high190です。
今日はWebデザインについて取り上げたいと思いますが、実は私も自分の勤務先で学生向けのWebページを作成しています。正直なところ、私のWeb作成スキルなんてあってないようなもので、学生時代に所属ゼミのページを作ったりした程度のものしかありません。業務上、学生向けに作るページは記載内容が多くなりがちで、分かりやすいナビゲーション機能にはなっていないのが実情です。
少しずつ手を入れながら、誰にでも分かりやすいWebサイトを作り上げたいものです。さて、大学サイトランキングというものがあるくらい、大学のWebサイトもどれだけ分かりやすくかつデザインに優れているかを見られる時代になりました。今はほとんどの大学でサイト構築をアウトソーシングしていると思いますが、その費用がどれだけ入学者確保に役立ったかという効果測定は行われているんでしょうか。

(上記記事より一部抜粋)

デザインに投資すべきか。この問いに対する答えは,様々なことを明確にしてくれます。デザインを見栄え中心のお化粧直しという意味で捉えているのか,デザインの持つ「力」に気づいてそれを活用しようとしているのか。今,デザインやUI(ユーザー・インタフェース),UX(ユーザー・エクスペリエンス)と呼ばれるものをどう経営資源と観るか,そこにその企業のヴィジョンが感じ取れます。

単純に見栄えのよいWebサイトを作るだけでなく、閲覧者にとって目的地までスムーズにナビゲートできるかも重要なポイントです。見栄えは良くても利用者側に不親切な作りでは意味がありません。デザインとユーザーインターフェースが融合していることが大切なのです。大学の場合、デザインは委託先にいくつか案を出してもらって決める、という感じでしょうが、サイト構成やユーザーインターフェースについては大学側の意向を反映して作られることが多いのではないでしょうか。
来訪者に対してどのようにうまくナビゲーションできるか、費用対効果の面から考えていく必要がありそうです。また、大学職員が学内向けにWebを作成する場合にも、どうすれば見やすく仕上げられるかをよく考え、様々なサイトの情報を収集して参考にしていかないといけないです。

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