Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

史上最年少の公認会計士合格者が誕生

high190です。
学生時代に簿記・会計を少しですが勉強していました。企業の実態把握というのは、こうした形で行われているんだ・・・と思うと同時に細かい作業が多くて確認するのが大変なんだろうなーと感じたのを覚えています。会計に関して言うと、最も上位の資格に当たるのが公認会計士です。国家試験で司法試験・不動産鑑定士と並んで高いと言われています。*1
その公認会計士試験で何と十代の合格者が出ました!これまでは二十歳が最年少記録だったそうですが、さらに一年短縮されたことになります。

07年の公認会計士試験の合格者が19日発表された。合格者総数は前年より3割多い4041人で、合格率も19.3%といずれも過去最高だった。最も若かったのは19歳の男子大学生で、昨年の20歳を更新して史上最年少の合格者が誕生した。個人情報保護のため、合格者の氏名などは公表されていない。
今年の試験は、法改正で新制度となってから2回目。旧制度では大学の教養課程を修了していることが受験に必要だったが、新制度ではこの条件がなくなった。試験は広く知識を問う「短答式」から論文試験へと進むが、短答式試験の最年少合格者は17歳だった。
合格者には新旧制度の受験者が含まれており、新制度で短答式と論文試験を受けた合格者は2695人と昨年から2倍に増えた。

新制度はより若年者でも合格できるような制度になっているようです。短答式の最年少合格者は十七歳だそうですから、今後は高校在籍中に公認会計士資格を取得する人が出てくるかも知れませんね。