Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

中央大学が小金井市に付属中建設用地を取得見込み

high190です。
中央大学が東京都小金井市に附属中学校を新設する見込み、というニュースが入ってきました。

中央大学(東京都八王子市、鈴木敏文理事長)が、小金井市にある国有地の国家公務員宿舎跡地の一部の売却候補者に内定したことが明らかになった。財務省関東財務局が同局国有財産地方審議会に諮問し、答申を得て正式に決まる。審議会の開催時期は未定。同大学は、取得できた場合、付属中学校の新設を計画。2010年4月の開校を目指している。
対象地は、同市貫井北町3−890−9の同宿舎跡地(約7.4ha)のうち北西側部分で、同大学付属高校(同町3−22−1)の東側にあたる。敷地面積は9453m2。用途地域は第一種中高層住居専用地域で、建ぺい率60%、容積率200%。同町三丁目地区地区計画で容積率150%、最高高さ22mに制限されている。現況は更地。
同大では、付属中学校は、大学創立125周年プロジェクトの一環として新設する考えだ。
関東財務局は、公用・公共用の土地としての取得要望を8月末まで公募。提出された要望書の審査を進めていた。
このほか、同宿舎跡地のうち約4.2haでは、同局がPFIによる国家公務員宿舎の整備を計画している。

中央大のWebサイトには附属中学校の新設については明記されていません。これは用地取得の目処が立たないうちに公表することを避けたためでしょう。ただし、事業項目の中には

小・中・高校・大学一貫教育の強化(各高校への指定寄付を含む)

とありますので、今回の用地取得も創立125周年事業の一環として行われることになります。