Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

専門職大学院でも勝ち組・負け組か

high190です。
大学院教育においても格差は広がりつつあることが文部科学省の調査で分かりました。

文部科学省は、法科大学院ビジネススクールなどの専門職大学院について、初の実態調査の結果をまとめた。全140の大学院のうち、昨年秋時点で定員を満たしていないのは4割超に当たる60校。一部の有名校に人気が集まる二極化の傾向が強まっており、学生の獲得競争は今後一段と激しくなりそうだ。
今年2月から3月にかけて、専門職大学院を設置しているすべての国公私立大に対し、昨年10月1日時点の状況についての調査を依頼。全校から回答を得た。

今回の調査で人気のあるところとそうでないところが明らかになった訳ですが…
ちなみに専門職大学院、卒業することでどんなメリットがあるんですかね?分野によって異なってくるとは思いますが。
例えば慶應義塾大学経営管理研究科のMBAコースなんかだと、実践的な経営を勉強できるほかに、人脈形成の面でも非常に大きなメリットがあると聞いたことがあります。

専門職大学院へ入学するメリットをビジネス面から考えると、人脈形成ができるということは大きな強みになります。学位を取得することだけではなく、実際の仕事に活かせるということが大きなポイントになるんですね。