Clear Consideration(大学職員の教育分析)

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ライス米国務長官、スタンフォード大に復帰?

high190です。
米国のライス国務長官スタンフォード大学に復帰するという報道がありました。

カリフォルニア州メンロパーク――ライス米国務長官(52)は24日、政権入りする前に教べんを執っていたスタンフォード大学に近いメンロパークの小学校で講演し、ブッシュ政権が2009年1月に任期を終えた後、同大に出来るだけ早く復帰すると再び学究生活に入る考えを明らかにした。AP通信が報じた。
長官は同大で1981年から政治学を教え、92年─99年には大学幹部も務めている。国務省のマコーマック報道官もライス長官がいずれ同大に戻ることを確認。「教授として復帰するだろう。大学運営の役目は受けないだろう」と述べた。
長官は小学校の講演で、自らを「近い将来、再び教授に就任」する人物と紹介、「貴方たちの何人かがスタンフォードに入学して会えることを願っている」などと述べた。

ライス国務長官は在籍時には政治学の教授として講義を行っていました。
米国は学問と実務の横断が盛んです。(財務長官を担当する人は大学教授か投資銀行業務経験者が多いように感じます。)日本でもこうしたことが今後進んでくるのでしょうか?
(ちなみに日本では大学教員出身の閣僚が少ないとよく言われています。私が記憶している中でも、竹中平蔵氏ぐらいではないでしょうか?退任後に大学教員になる人は多いですが、教員出身者は少ないはずです。)

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