Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

鹿児島大学で焼酎学講座始まる 歴史、製法に興味津々

こちらは地域独自の面白い講座の紹介です。

鹿児島の誇る焼酎文化と製造技術の継承者を育成する焼酎学講座が12日、鹿児島市鹿児島大学で始まった。焼酎学コースを選択している3年生8人の倍近い学生が出席し、鮫島吉廣同講座教授の講義を興味深そうに聞き入っていた。
同日行われた講義「焼酎学I」で、鮫島教授は地域が求める人材や焼酎学の意義、焼酎の歴史や製法の特長などを説明。「温暖な気候など、酒造りには不利な条件を克服して、昔の人の知恵と執念が焼酎を造り上げた」などと熱弁をふるった。
学生らは話にくぎ付けとなった様子。農学部3年生の中山恵利さん(21)は「知らないことが多く面白かった。将来は醸造にかかわる仕事がしたい」と笑顔を見せた。別の学生は「興味があったので聴講した。また聴きたい」と話した。

地域の特産物を紹介するというのは、地域の活性化にもなりますし、学生にとっても地域を良く知ることができる講座ですよね。