電子決裁システムを導入している大学のリストを作ってみた - Clear Consideration（大学職員の教育分析）

※更新情報　学校法人東洋大学、獨協大学を追加（2020/11/20）

high190です。
先日Twitter上で興味深く拝見したツイートがありました。

タイムリーな記事→ https://t.co/HiocucXlUH
— MATSUMIYA,Shinji (@sanjyuumatsu) 2018年7月11日

大学も電子決済できるようにならんかなあ…

ハンコをもらうのが地味に大変… https://t.co/8a9xw8BiHQ
— 星野マリエ (@univ_pr7586) 2018年7月11日

大学の場合、稟議書などの決裁文書を紙で回しているところはまだ多いかもしれません。では、電子決裁の仕組みを導入している大学を分かる範囲で調べれば役に立つ資料になるかもしれない、と思って調べてみました。まだまだサンプル数が少ないので、順次更新していきたいと思います。また、導入の有無を確認する方法は以下の方法で行いました。

確認方法

公表されている資料で「電子決裁」を導入していること又は導入の方向性が明確であること

電子決裁システムと言っても稟議、出張願い、出退勤と様々だけど導入している大学は全てを網羅しているのだろうか。弊社は稟議は紙ベース
— 本屋 (@jzbookp9ca) 2018年7月12日

定義

稟議決裁を電子的に実施しているかどうかで判定

国立大学
- 岐阜大学
- 神戸大学
- 埼玉大学 *1
- 島根大学
- 信州大学（2020/06/19追加）*2
- 筑波技術大学
- 東海国立大学機構（2020/08/19追加）
- 東北大学（2020/06/19追加）*3
- 徳島大学（2019/06/19追加）
- 鳥取大学
- 山形大学
公立大学
- 九州歯科大学
- 山陽小野田市立山口東京理科大学
私立大学
- 畿央大学
- 上野学園大学・上野学園大学短期大学部
- 追手門学院大学 *4
- 学校法人桜美林学園桜美林大学（2019/07/13追加）
- 学校法人関西大学 *5
- 北里大学 *6
- 近畿大学（2019/01/04追加）
- 学校法人京都外国語大学（2019/07/13追加）
- 京都精華大学（2018/07/20追加）
- 学校法人十文字学園十文字学園女子大学（2019/07/13追加）
- 学校法人香川栄養学園女子栄養大学（2019/07/13追加）
- 学校法人白百合学園白百合女子大学（2019/07/13追加）
- 学校法人慶應義塾（2019/11/29追加）
- 学校法人工学院大学（2020/08/18リンク更新）
- 学校法人東洋大学（2020/11/17追加）
- 静岡理工科大学
- 白百合女子大学
- 千葉商科大学
- 東京電機大学
- 獨協大学（2020/11/20追加）
- 鳥取看護大学
- 名古屋文理大学
- 南山大学
- 日本文理大学
- 学校法人フェリス女学院フェリス女子大学（2019/07/13追加）
- 明治学院大学（2019/11/29追加）
- 明星大学
- 学校法人日通学園流通経済大学（2020/03/20追加）
- 学校法人早稲田大学（2019/07/13追加）
高等専門学校等
- 宇部工業高等専門学校
海外の大学等
- 大葉大学（台湾）

海外大学の実例で興味深いと思ったのは「公文書の管理は電子化されており，作成及び決裁もネット上で行われる。決裁が一定期間滞った場合は，その当事者宛に警告メールが送信」といった記述です。実際に電子決裁システムの場合、こうしたアラートを出すことも可能でしょう。関連情報として、大学における業務構造改革をRPA（Robotic Process Automation）のセミナーが7月に行われます。