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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

千葉県大学職員の集い「Chinowa」の勉強会に参加してきました

high190です。
昨日は千葉商科大学で開催された千葉県大学職員の集い「Chinowa」の勉強会に参加してきました。この勉強会は今年の5月から活動をされているそうなのですが、昨日が2回目の勉強会ということで、私は東京都内の大学に勤務していますが、発足メンバーの方から参加しませんか?とお声掛けいただいたので出かけてきました。ちなみに会の趣旨は、千葉県内の大学職員がそれぞれの知識・経験・課題を持ち寄り、ネットワークを構築し、学びあう事で大学職員のスキルアップを図ろうという有志の集いということで、名称の「Chinowa」には、「千(葉)の輪」・「知の輪」の意味が込められているそうです。


大学運営などに生かせる知識や経験を共有し、職員としてのスキルアップにつなげようという県内の若手大学職員らの勉強会「Chinowa」が29日、市川市の千葉商科大であった。
5月に続き、今回で2回目。この日のテーマは大学を新設する場合などに、どんな基準を満たさないといけないかなどを学ぶこと。学部新設の経験がある職員が、国への申請の流れなどを説明した後、新大学を作る想定で、基準上、必要な面積、教員数やどんな特色を打ち出せばいいかなどを全員で考えた。
少子化グローバル化が進む中、大学界では学生獲得競争が激化したり、より丁寧な教育が必要になったりしている。職員にも高いスキルが求められるが、県内は小規模大学が多く、研修の機会などが少ない。そこで学びのきっかけにしたいと、有志で企画した。
千葉科学大(銚子市)企画課の中島資彦(ゆきひこ)さん(30)は「普段はなかなか接する機会のない他大学の人と話ができ、とても刺激になったし、勉強になった」と話した。勉強会は今後も年2回程度開く予定。問い合わせは事務局(chiba.univ.staff@gmail.com)へ。

今回のテーマは大学設置基準に基づいて、大学を新設する場合に専任教員数や校地・校舎面積をどのようにして算出するか?というワークショップが行われました。私も学部等の設置関係業務を担当していたことがあったため、過去に関係する記事をいくつか書いていますが、*1 *2 *3 *4設置に関わる知識は、直接その業務を経験しないと得られない知識というものがあります。また、大学設置基準は大学を置く場合の「最低の基準」であるため、大学設置基準に基づいて大学運営ができているかをチェックする視点は教育の質保証の観点からも非常に重要です。講師の方の説明もわかりやすかったですし、ワークショップの際にもアイスブレイクなど、研修内容が非常によく練られていると感じました。
今後も年2回程度の開催されるとのことですので、千葉県内の大学にお勤めの職員の方々には是非参加してもらいたい勉強会だと感じました。

*1:日本国際大学に改称予定の聖トマス大学、認可申請時の書類不備で認可取り下げ。向こう2年間の認可申請が不可能に http://d.hatena.ne.jp/high190/20110829

*2:北海道旭川市公立大学の設置構想が浮上。廃止予定の東海大学旭川キャンパスを活用 http://d.hatena.ne.jp/high190/20111205

*3:田中眞紀子文部科学大臣が来春新設の大学認可を見送り、波紋が広がる http://d.hatena.ne.jp/high190/20121102

*4:平成25年度設置計画履行状況等調査の結果に思う〜リメディアルからサプリメンタル・インストラクションへの転換 http://d.hatena.ne.jp/high190/20140220