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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

明治大学がタイに海外教育拠点を開設

Diary Foreign

high190です。
明治大学が来春、タイのバンコクに教育拠点を開設することになったそうです。


明治大学は来春、タイ・バンコクに海外で初の教育拠点を開設する。周辺のシンガポールインドネシアなど9カ国の主要16大学と連携し、東南アジアと日本の学生が交流しながら学べる場にする。日本の学生に経済成長が続く東南アジアで国際感覚を身につける機会を提供する。日本の大学では広報や研究の拠点を海外に設ける例はあるが、教育拠点は珍しい。
新拠点は「ASEANサテライトキャンパス」で、シーナカリンウィロート大学(バンコク)のキャンパスにある建物内に設置する。日本語教育や日本の文化を教える講座などを開き、連携先の16大学から学生を招く。日本からも学生を派遣する。16大学とは単位の相互認証制度や長短期の留学プログラムも導入する。サテライトキャンパスを起点に関係を深め、まず5年間で明大から500人の学生を留学などの形で連携先の大学に送り出し、東南アジア側からも500人の学生の受け入れをめざす。
同キャンパスには日本からキャンパス長と助教クラスの教員2〜3人を派遣し、常駐させる予定。明大で英語で実施している日本経済などの講義もインターネット経由で配信する。明大は中国に広報、マレーシアに研究の拠点を持つが、教育拠点はタイが初めて。
アジアと日本の学生の合同研究セミナーや現地企業でのインターンシップなども計画している。東南アジアの学生との相互理解を深め、将来のリーダーになる人材の育成をめざす。

タイで拠点とするシーナカリンウィロート大学と明治大学では、大学間協定を締結して、既に短期留学生の受け入れなどを行っているんですね。これまでの国際交流プログラムをより進んだものにするということのようです。


(中略)

本プログラムは、政治経済学部生を中心とする明治大学生が、今度はシーナカリンウィロート大学で11〜12コマ程度、英語による特別講義を受け、社会施設見学を行うというものです。「ASEAN等で活躍するグローバル人材の育成」を目指す本プログラムでは、特に各業種の日系企業訪問は、近い将来就職活動をするうえで貴重な下記になるものと話が聞けるだけでなく、グローバルに活躍する方々の生の声も聞ける貴重な機会となります。

グローバル人材の育成という点で、日本国内の国際化を進めることについて、様々な施策が考えられていますが、これまでの大学教育でも行われてきた国際教育プログラムを再構築することも重要ではないかと思います。
今までの大学教育の批判だけではなく、これまでの実績に加えて、どのように日本の大学教育を国際化していけるのかを考えることも重要です。東南アジア諸国と日本では、距離的に留学をしやすい利点がありますし、これまでも日本に留学に来ている人もたくさんいます。学生間の交流はこれまでの間にも行われてきた歴史があるのです。こうした東南アジア諸国の大学との協力関係を強化することも、日本の大学のグローバル化に資するものでないかと思います。