Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

佐賀大学でタニタの食堂メニューが食べられる!学生が講義の一環で企画して実現

high190です。
佐賀大学の学生が、社員食堂のレシピで話題を呼んでいるタニタと学生食堂の提携のための企画案を考え、実現にこぎ着けたそうです。
タニタの社長は佐賀大学の出身ということもあり、全国初のコラボレーションが実現しました。


計量器メーカーで、低カロリーで満腹になる社員食堂のレシピ本が話題になっている「タニタ」(本社・東京)が佐賀大の学生食堂と提携し、レシピを再現した食事を20日から提供する。タニタによると、大学とのコラボレーションは全国初。谷田千里社長が佐大理工学部を卒業した縁で実現した。
「産学連携」の講義で、文化教育学部2年の岩永芳菜さん(19)と植木留美さん(19)が「栄養が偏りがちな学生のために、タニタの食事を大学内で食べられるようにしたい」と提案したことがきっかけになった。
大学側がタニタの本社に出向き、学食で提携できないか打診したところ、谷田社長が「母校を皮切りに、全国の大学でレシピを提供できたらいい」と快諾したという。
20日から7月29日まで、本庄キャンパスの大学会館食堂(月、水〜金曜日)とかささぎホール食堂(月〜金曜日)の2カ所で1種類ずつ、週替わりでメニューを提供する。1食420円。うち20円は発展途上国の児童の支援金になる。一般の人も利用できる。両店舗とも午前11時から営業し、「タニタ」メニューは各食堂で限定50食。問い合わせは佐賀大広報室(0952・28・8153)へ。

健康を考えた学生のアイデアと、実現に向けて快諾した卒業生の社長。とても魅力的なコラボレーションだと思います。
タニタにとっても全国の大学にレシピを提供することは、健康を指向する企業としての広報活動・社会貢献活動に繋がるため、メリットは大きいと思います。

タニタの食堂レシピはWebでも公開されています。健康志向の企業だけにヘルシーかつおいしそうなレシピが紹介されています。

タニタ側も今後、大学食堂へのレシピ提供を前向きに検討しているようですから、別の大学食堂でもタニタ・メニューの食事が食べられるようになるかも知れませんね。