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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

オックスフォード、ケンブリッジ大学に比肩する新大学がイギリスで設立予定

high190です。
イギリスを代表する大学といえば、オックスフォード大学ケンブリッジ大学が挙げられると思います。いずれもTimes Higher Educationの世界大学ランキングでも毎回上位に名を連ねる世界でも指折りの名門大学です。
この二つの大学に肩を並べられることを目指した大学を設立する構想がイギリスにあるそうです。


英国を代表する学者らがこのほど、名門オックスフォード大学(University of Oxford)やケンブリッジ大学University of Cambridge)と肩を並べる高レベルの高等教育機関を目指し、新たな私立大学の創設に立ち上がった。
英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)によると、2012年にロンドン(London)に開校する新大学ニューカレッジ・オブ・ヒューマニティーズ(New College of the Humanities)は、教養過程を重視し少人数制を取り入れた米国のリベラルアーツ系大学をモデルとする。
著名哲学者のA・C・グレイリング(A. C. Grayling)氏が学長に就任するほか、進化生物学のリチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)氏、歴史学のリンダ・コリー(Linda Colley)氏やニーアル・ファーガソンNiall Ferguson)氏ら、各分野の一流学者14人が教壇に立つという。
初年度の学部生の募集定員は200人で、学費は年間1万8000ポンド(約240万円)。英語、歴史、哲学、経済、法学などの単位を取得できる。また、教授による学生の個別指導(チュートリアル)を週1回行うという。
グレイリング氏のもとには既に、個人投資家から数百万ポンドの設立資金が寄せられているという。

アメリカのリベラルアーツ系カレッジをモデル、ということですのでリトル・アイヴィーの大学を参考にするということでしょうかね。アマースト大学とかスワースモア大学とか。
教養課程を重視し、単に著名な教員を招聘するだけではなく学生に週1回チュートリアルを受ける機会を設けていることから、教育志向の大学であると言えます。
どちらかというとオックスフォードやケンブリッジは研究を重視しているような気がしますので、単純に比較するのはあまり好ましくないかもしれません。
ニュー・カレッジ・オブ・ヒューマニティーズのWebサイトは以下の通りです。

海外の大学から日本は多くのことを学ぶべきだと思いますが、最近ではこういった教養課程を重視した大学についての事例紹介が多いように思います。
またひとつ興味深い大学が増えることは、個人的に大きな関心事でもあるため、開学に向けた今後の動向が気になりますね。