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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

Times Higher Educationが世界の大学評判ランキングを発表

high190です。
大学ランキングで有名なイギリスのTimes Higher Educationが「Top Universities by Reputation 2011」を公表しました。
これは大学関係者を対象にした調査で大学の評判を図る意味合いがあります。


英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education)」は3月10日、「Times Higher Education World Reputation Rankings(世界の大学評判ランキング)」について発表した。
同社では2004年から毎年秋に「THE WORLD UNIVERSITY RANKINGS(世界の大学ランキング)」を公表している。これは、各大学の学習環境(教員と学生の比率など)や研究の量や質(教員一人当たりの論文被引用件数)などのデータをもとに得点を算出し、総合的にランク付けするもの。昨年9月に発表された2010〜2011年のランキングでは東京大学が26 位、京都大学57位とランクインしたが、他の大学は100位以内には入っていない。
一方、今回発表された世界の大学「評判」ランキングは、投票調査会社Ipsosがランキングデータプロバイダのトムソン・ロイター向けに、世界中の 13,000名以上の経験豊富な大学関係者を対象にして、大学の教育研究面からみた各機関の「評判」をアンケート調査した結果をまとめたもの。同記事では、大学のブランド力を決定するのは、研究の評判であり、研究者の見解は重要であるとしている。
発表によると、上位は「ハーバード大学」「マサチューセッツ工科大学」「ケンブリッジ大学」「カリフォルニアバークレー大学」など英米の大学が入っている。
日本の大学では、東京大学が8位で唯一トップ10に入った。日本から上位100校に入ったのは、東大以外では、京都大が18位、大阪大が50位、東北大と東工大は51位〜60位グループに入っている。

当該調査に関する説明は以下のURLから確認することができます。

ランキングは以下のURLから確認できます。
日本の大学では東京大学京都大学大阪大学東京工業大学がランク入りしています。

  • Top Universities by Reputation 2011(出典:The Times Higher Education 2011/03/11)

アジア圏でランク入りしているのは以下の大学です。

論文の引用件数だけではなく、大学関係者からの意見・評価の客観的意見は重要だと思います。定量データだけではなく、定性データからの分析も必要ですね。日本の大学は論文の引用件数や外部研究費の獲得を定量的に分析すると世界的な評価が下がるようですが、大学関係者からは評価されているんですね。こういう結果が出たのは面白いです。