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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

佐賀県が募集する海外使節団に高校生、大学生の応募殺到。本当に若者は内向き指向なのか

high190です。
佐賀県が募集する高校生、大学生の海外使節団に応募者が殺到したそうです。最近、若者の内向き志向が指摘されていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。


佐賀県が2、3月に高校生や大学生を世界各国に派遣する「21世紀海外使節団」に、定員計30人を大幅に上回る426人が応募した。高校は16・4倍、大学は13・1倍という高倍率。書類選考で定員の2倍程度まで絞り込み、面接で決定する。
県政策監グループは「予想以上で驚いた。国際的な活躍を志す熱意が感じられる自己PRも多い」と応募者の意欲を喜んでいる。
海外使節団は県や日本の将来を担う国際人を育てようという初めての企画。県内の学校の在校生や、県出身で県外校で学ぶ学生が対象で、高校生は2月下旬から1カ月、アジアや中東、欧州、北南米の10カ国を巡る。大学生は3月上、中旬に2週間、米国のシリコンバレーを視察、起業家らと交流する。
昨年12月下旬から今月19日まで参加者を募った結果、高校生は定員10人に対し164人が応募した。女性が68%を占める112人、1年生が88人で半数を超えた。県外高校生は7人だった。大学生は定員20人に262人が応募し、全国各地の大学に通う県出身の学生も半数に上った。男女はほぼ同数で、1、2年生の割合が3分の2だった。
今後、作文や自己PR、志望動機の書類選考で定員の2倍程度に絞り込み、高校生は1月末、大学生は2月上旬に面接で最終選考する。

海外使節団の応募について、佐賀県のWebサイトに詳細が掲載されていました。

個人的には最近の若者は内向きではないと思っていますが、果たしてどうなんでしょうか。
若い世代の人たちは色々な可能性を持ち、現在の社会に適応しようとしている訳で、単純に留学生数が減少しているから内向きであるとは言えないと思います。確かに欧米への留学生が減少していることに危機感を持つのは大切なことではありますが、だからといって内向きであるとの一言で片付けるのは乱暴というものでしょう。ただ、海外生活で得られるメリットは計り知れないほど大きいと思われるので、私たち大学人の立場としてはメリット・デメリットを正しく伝えていくことが一番大切なことだと思います。