読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

墨田区が東京スカイツリーのふもとに大学を誘致

high190です。
東京都の墨田区が、建設の進んでいる東京スカイツリーのすぐ近くに大学を誘致するそうです。
応募資格は4年制大学、大学院大学、6年制大学に限られるとのこと。


墨田区は20日、旧曳舟中学校(文花1)と、隣接する旧西吾嬬(あずま)小学校の跡地(計約1万8000平方メートル)に大学を誘致するため、学校法人などを対象に公募を始めた。区は公募の条件として、地域との連携を盛り込んでおり、地元の活性化につながることを期待している。
両校は少子化に伴い、1999年3月に廃校となった。曳舟中の施設は、近くの区立文花中の部活動などに利用され、西吾嬬小には、産学官連携や子育てを支援するための施設が、暫定的に設置されている。
区は当初、区内に陸上競技場がなく、生徒や児童の保護者から多数の要望が寄せられたため、跡地に競技場を建設する予定だった。しかし、厳しい財政状況のため着手することができなかった。
この間、2003年に近くの押上駅東京メトロ半蔵門線の乗り入れが始まり、交通の利便性が向上。さらに、公立学校施設の財産処分手続きが緩和され、民間への有償譲渡や貸し付けが簡単になったことから、若者を呼び込んで地域の活性化が期待できる大学誘致に切り替えた。
跡地は売却か貸し付けで、価格については応募者に希望額を提示してもらい、その後に協議する。原則として、跡地全体の利用が求められる。
応募の資格は4年制大学、大学院大学、6年制大学に限られるほか、学校教育の運営実績があり、長期的に運営することができる学校法人などとなっている。既に複数の問い合わせがあるという。
公募の条件は〈1〉大学の各種施設を地域に積極的に開放する〈2〉周辺の幼稚園、小中学校との交流を行う〈3〉町会や自治会、関係団体との連絡調整の仕組み作りを行う――などで、地域とのつながりを重視している。

今年6月〜8月に書類審査や応募者による説明が行われ、同8月には候補を決定し、来年10月には契約を締結する予定。開校の時期については、現時点で定めていない。
区は来年度に土壌調査を行い、再来年度には校舎を取り壊す予定。区企画経営室の岩瀬均・政策担当課長(44)は「東京スカイツリーで注目されるこの地域に、大学の特長を生かした開かれた大学が生まれてほしい」と期待している。

公募概要の詳細は墨田区Webサイトに掲載されています。

墨田区が掲げている「大学誘致への効果・期待」いいですね。一般的に行政が大学に対してどういう期待を抱いているかが分かります。

  • 地域活性化
  • 教育力向上
  • 経済・産業活性化
  • 行政との連携
  • 地域イメージの向上

また、公募条件の中に施設の開放、地域とのコミュニティ活動の推進などが入っているのも興味深いです。
一番近いターミナルステーションは押上駅ですね。京成押上線、都営浅草線、東京メトロ半蔵門線東武伊勢崎線と4路線が乗り入れていますので、アクセスはかなり良いのではないでしょうか。注目を集める東京スカイツリーにほど近い場所にできる大学ということで、注目度は高いですし、どういう大学ができるのか非常に楽しみです。