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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

宮城県教育委員会が公立学校長に大学教授を全国で初めて起用

high190です。
宮城県教育委員会が公立中学校の校長に大学教授を起用することにしたそうです。
公立校での大学教授の起用は全国で初めてだそうです。


宮城県教委は20日、仙台大体育学部(宮城県柴田町)の荒井龍弥教授(49)を来年4月から3年間、県内の公立中校長に任用すると発表した。県教委によると、大学教授を公立学校長に起用するのは全国で初めて。
人材や研究実績など大学の知的資源を活用し、生徒の学力向上や教員の指導力向上を図るのが狙い。県教委は、教員養成課程がある県内12大学を対象に7月から公募し、荒井氏1人が応募していた。
県教委は来年1月、荒井氏を非常勤職員として採用。学校経営に関する研修を経て、4月に県内の公立中に着任させる。期間は2014年3月まで。
決定を受け、荒井氏は「教師が生徒にどのような問い掛けをしているのか、現場で触れるのが楽しみだ。テストのためだけではない勉強の大切さを伝えたい」と意気込みを語った。
荒井氏は東京都出身、東北大教育学部卒。東北福祉大助手などを経て、今年10月から現職。専門は教育心理学
荒井氏の採用に伴い、県教委は20日、仙台大と連携協定を締結。幼児・児童生徒の学習支援や教員の研修で協力することを確認した。
県教委はこれまで、企業出身者3人を公立高校の校長に起用している。


民間人出身の公立校校長というと、東京都杉並区立和田中学校の校長を務めていた藤原和博さんが有名です。
大学教授が公立校の校長になることが初めてということですが、既に民間人出身の公立校校長が誕生しているため、もっと早くから導入していても良かったのかもしれません。

教育現場と大学の距離が少しでも縮まることで、より実務と研究の融合が進むことを期待するとともに、他の自治体でも同様の取り組みを積極的に検討していってもらいたいですね。