Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

関西学院大学の学生有志がJICA兵庫の研修を企画

high190です。
JICA兵庫で関西学院大学の学生有志がインドネシアの教育関係者向けに研修の内容を企画したそうです。


開発途上国の若者を日本に招き、技術などを学んでもらうJICA兵庫の青年研修で、関西学院大(西宮市)の学生有志らが企画した研修が12日、同大で実施される。「中等教育行政コース」を受講するインドネシアの教育関係者ら17人が対象で、大学生らは「お互いの教育システムを知り、将来に生かせれば」と話している。
研修は今月6〜21日までで、同国の小中学校の教諭や教育委員会関係者らが参加。同大国際教育・協力センターが研修全体の企画などを請け負い、大学で日本の教育の歴史を学んだり、西宮市内の小中学校を視察したりしている。
12日午後は、現役学生との交流の時間として、同大法学部3年竹原慎太郎さん(21)ら有志に依頼。竹原さんたちは「自分たちを日本の教育の成果として見てもらおう」と、数人の学生が受けてきた教育を披露する。その後、学生と研修生が数人ずつに分かれて「今後の日本の教育はどうすればいいのか」などについて議論する予定という。
竹原さんは「教育を受ける立場の僕らには、教育する側にはない視点があると思う。それがインドネシアの教育の将来に役立てば」と話している。

「自分たちが日本の教育の成果」という心構えをいまの学生たちが持つ。
日本の高等教育に関わる者として、こういった考えを持つ学生がいることを誇りに思うと同時に、より多くの学生が自分たちの受けてきた教育に誇りを持ち、発信していける魅力的な大学の環境整備に務めていきたいです。