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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

中国の大学生はストレス過多?

Diary Foreign

high190です。
劇的な発展を遂げている中国ですが、その反面、人々には結構なストレスがかかっているようで、それは大学生も例外ではないようです。
甘粛省にある蘭州理工大学・技術工程学院では、学生用のストレス発散室を設けて、学生のメンタルヘルスのサポートを行っているそうです。


中国甘粛省の蘭州理工大学・技術工程学院はこのほど、学生の情緒安定を図るため、「ストレス発散室」を開設した。サンドバッグやゴム人形などを設置し、学生が殴ったりすることでストレスを発散できるというものだ。
利用していた学生の聞生輝さんは、「社会環境の変化によって学生に求められるもののレベルが上がり、試験や就職のストレスが大きくなった。一部の学生にはそれが耐え切れない」と話した。
同学院学生課の朱明敏さんは「教育制度の欠陥によって、一部の学生は大学生になってから心理面での問題を抱えるようになる」と指摘。こうした問題に対応するため、同学院はほかにも、音楽療法室やカウンセリング室などを設置しているという。

記事中で紹介されている「蘭州理工大学」は地図で見ると大体、このあたりにあるようですね。


大きな地図で見る

中国の大学生が抱えるストレスというものは、人口が多い分だけ激しいものなのかも知れません。この記事で学生課の職員によって指摘されている「教育制度の欠陥」というものが、具体的にどう学生に影響を及ぼしているのか気になります。いずれにせよ、この記事だけでは判断できませんが、中国には何らかのストレスを抱えた学生が増えてきているのかも知れません。学生のメンタルヘルスを職員が気にかけるという光景は万国共通ですね。
現在の中国のように社会が劇的に変化している状況下では、大学にとっても教育面や学生の就職先など、色々と大変なことが多いだろうと思います。ストレスが大きい世の中で生きていけるだけの力を大学時代に養ってもらうためにも、学生時代に大いに悩んでみるということは大切なことです。サンドバックを叩いたことが後々に役立つ日が来るといいのですが。