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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

マレーシアが北京大、清華大の分校誘致に向けた準備を進めている

Diary Foreign

high190です。
マレーシアの高等教育部が北京大学清華大学の分校誘致に向けて準備を進めているようです。


マレーシア高等教育部長のMohamad Khalil氏は、クアラルンプールでこのほど行われた私立大学のイベントに出席した際、マレーシアが北京大学清華大学のマレーシア分校を設置することを表明した。ラジオ「中国之声」が7日に伝えた。
Mohamad Khalil氏は、「マレーシアの私立教育界は、分校設立に必要な各種のハードウェアを提供したいと望んでおり、これら2大学は授業を実施するだけでよい」と述べたほか、「マレーシア政府は、マレーシアで運営される国外大学の実力を厳しく審査する。マレーシアで運営する国外大学はまず、政府からのインビテーションを獲得する必要がある。分校を設置するのは支店を開くのとは違い、マレーシアの国家イメージと関わる問題だ。このため現在は、世界トップクラスの大学のみを受け入れている。今後は工学系、医学系の大学を重点的に受け入れていく」と述べた。
マレーシア高等教育部の何国忠副部長はすでに今年8月18日、同部が北京大と清華大に対し、マレーシア分校設置に向けたインビテーションを発送したことを明らかにしていた。現在マレーシアに分校があるのは英国とオーストラリアの大学のみ。

分校設立に必要な校舎等のハードウェアは提供するということなので、教員の派遣と授業の実施について依頼しているのでしょうか。ちなみに同じような取り組みはシンガポールでも行われています。

分校設置は国家イメージに関わるということですけれども、今年のTimes Higher Educationでは北京大学が200位中37位、清華大学は58位という結果です。アジアの中ではそれぞれ5位と9位にランクされています。世界トップクラスの大学を誘致したいという意見の反面、華僑が多いマレーシアの実情を考えた誘致戦略であると言えますね。