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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

山形大学医学部が潜在看護師研修コースを設置。給与支給は全国初

high190です。
山形大学医学部では、出産・育児等で退職した看護師免許保有者を対象に非常勤職員として復職支援する制度を導入しました。
潜在看護師向けの研修制度でも、大学病院から給与が支給されるのは初のケースとのこと。


山形大医学部は1日、出産や育児などで退職した看護師免許取得者を非常勤職員として雇用し、復職を支援する「潜在看護師研修コース」を設置した。山形大によると、潜在看護師研修はこれまでも実施されてきたが、大学病院が給与を支給する研修制度は全国初。
厚生労働省によると、潜在看護師は全国に約55万人いるとされる。退職してブランクがある場合、技術面での不安から「職場復帰は困難」と考える看護師が多いという。従来の復職支援事業は、研修期間中の生活保障がなく、実務研修が少ないなどと指摘され、復職に結び付きにくかった。
今回のコースでは、研修者の経験に応じて希望する病棟で勤務しながら、医学部看護学科の講義を受けるなどして看護技術を学べる。時給約1700円。研修終了後は、山形県看護協会が就職先の相談に応じる。
山下英俊医学部長は「高齢化の進行で看護師の需要が高まっており、潜在看護師の復職支援は喫緊の課題。知識と自信を取り戻してほしい」と話した。

高齢化の進行で看護師の人材不足が叫ばれる中、潜在看護師の復職支援は時宜にかなったものだと言えます。特に地域医療の重要性と人材不足が問題視されていることからも、潜在看護師に期待される役割は大きいと言えます。医療の充実と看護人材の就職支援に役立つことから、今後、他大学でも同様の支援体制が組まれることを望みます。