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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大学教職員とTwitterに関する報告書が出ました

high190です。
最近では大学職員でもTwitterでつぶやく人が増えており、私がフォローしている職員の方でも約240名ほどの人がTwitterを利用しています。
そろそろ、大学でのTwitter利用に関する調査報告などが出てもいい時期だと思っていたところ、高等教育情報センターが大学の教職員を対象とした調査を実施し、「高等教育界とTwitterの現在と明日」という報告書をまとめています。
このブログの読者は職員の方が多いことを想定し、ここでは職員に関係する項目を抜粋してお知らせしたいと思います。


(上記報告書から一部抜粋)

職員に対する「自身の仕事に役立っているか」という質問には、その半数以上が「役立っている」と回答した。自由記述欄(別紙【資料2−2】参照)には、たいへん興味深い特色が見られた。多数の職員が「他大学の情報をいち早く入手」「他の大学の職員の人との交流があった」など “他大学” というキーワードを用いていた事である。通常業務の中では出会うことのできない、他大学の人との出会い、交流、情報交換を、Twitterを活用することで実現している。
勿論、大学の垣根を越えた研修やシンポジウム等によって他大学に人脈を持つことは不可能ではないが、より越境的に、かつリアルタイムな情報交換が可能なソーシャルメディアを用いることで、大学職員は自身の職業的成長、専門性の深化に対するアクションをより効率的に行っているといえる。

大学職員のTwitter利用には「他大学」というキーワードが存在していました。つまり、大学職員同士がWeb上で繋がることで、お互いの知識を高め合ったり情報交換を行ったりと、双方向のコミュニケーションが成立していることになります。実社会で他大学の職員と顔をあわせることは大体の場合、少ないと思われるのですが、Twitter上では国立・公立・私立といった設置区分にかかわらず、色々な職員同士が交流しています。ある意味、Twitter上で大学職員同士が切磋琢磨している訳です。

また、全体の提言の部分にはこんなコメントもありました。

高度情報化社会においては、自身を守る最低限のスキルとして、ソーシャルメディア内での立ち居振る舞いを身につけておく時代がすでに到来しているのではないか。

私などはたまたまブログを運営する中で、ソーシャルメディアと触れてきましたが、教員・職員・学生という大学を構成する人々がソーシャルメディアを使いこなせる人材であるか否かが今後は問われてくる可能性は十分にあります。現にアメリカのビジネススクールではソーシャルメディアをカリキュラムの一環として位置付ける大学も出てきています。

とりあえずここでは職員に関する記述のみを抜粋しましたが、その他にも面白い調査結果が出ていますので、是非報告書全文をご覧になることをおすすめします。