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Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

文部科学省が科学技術への効率的投資を研究するプロジェクトを発足

Diary

high190です。
昨年の事業仕分けの反省を踏まえ、文部科学省が「政策のための科学」プロジェクトを発足させるそうです。


文部科学省は来年度、科学技術への効率的な投資のあり方について研究するプロジェクト「政策のための科学」を発足させる方針を決めた。
科学技術の戦略作りに生かす。昨年の「事業仕分け」で研究の意義を十分に説明できなかった反省を踏まえ、研究投資の根拠を明確にする狙いもある。
生命科学やナノテクといった分野ごとに、科学への投資が生み出した経済波及効果や他の研究に与えた影響などを検証。最適な投資のあり方、政府予算の配分割合など戦略構築につなげる。投資効果を分析するためのデータベースの作成や指標作りについても研究を進める。
全国2〜4か所の大学院に「政策のための科学」の専門コースを設け、教育研究拠点を構築する。ほかに、公募のうえで選出した全国の研究者に補助金を出して支援する。文科省は研究成果を政策作りに生かすために専門部署を設ける予定だ。
科学技術分野では、予期せぬ発見が新分野を開拓するといった不確実な要素が多いため投資効果を客観的に示すことが難しく、これまで研究が進んでいなかった。米国は2006年、科学投資の有効性を検証するプロジェクト「科学政策の科学」を省庁横断で発足させている。

何故、その分野に研究投資が必要なのかを明確に説明できる根拠を持つことは、予算折衝時に役立つでしょうし、日本の科学技術全体を知る上でも有益なことです。研究者は公募して補助金を支給し、文部科学省でも専門部署を設けるそうですので、どのような成果が出るのか楽しみです。

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