Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

オリジナル戦隊キャラで大学をアピール!宇都宮文星短期大学

high190です。
宇都宮文星短期大学では、職員が中心となった「食育戦隊ヘルシー5」を結成したそうです。ご当地ヒーローのカテゴリに入るらしい。


宇都宮文星短大=宇都宮市上戸祭=の教職員が、大学内外で食育の啓発活動に取り組むキャラクター「食育戦隊ヘルシー5(ファイブ)」を誕生させた。数あるご当地ヒーローの中でも“大学発”は珍しいといい、メンバーは「食の力で人々の健康を守りたい」と意欲を燃やしている。
食育戦隊は総務課職員の近藤剛さん(35)、パソコン講師の中沖尚行さん(35)、イラスト助教の児玉一美さん(30)のグループが考案。三人は以前、同短大のキャラクターやグッズを企画したことがあり、栄養士を養成する授業を担当している湯沢敏子准教授から「幅広い世代が食と健康を楽しみながら学べるキャラクターを」と依頼され、アイデアを練った。
メンバーの設定は五人きょうだい。プロテインにちなみ熱血漢の長男「プロテレッド」、ビタミンのごとく元気はつらつな二女「ビタグリーン」など栄養素をもじって名付けた。ストレス社会で暴飲暴食に走る「メタボブラック」も登場し、正しい食事や運動の大切さを説く。
すでにリーフレットを製作。今後は手作りの衣装を身に着けて戦隊に扮(ふん)し、食育イベントに出演したり、幼稚園などでの出張講座に出向く。初お披露目は十月に同市で開かれる「うつのみや食育フェア」になる予定。プロジェクトのリーダーを務める近藤さんは「食と芸術を学べる短大ならではの企画」と総務課職員としての顔を見せた後、プロテレッドに変身。「みんなの健康は僕らが守る!」と力強くポーズを決めた。

ちなみに総務課の近藤さん、2007年には「北斗戦隊ブンセイバー」で大賞を獲得しています。すごいなあ。当時は教務課にお勤めだった模様。
近藤さんは戦隊物がお好きなんでしょうか?総務課勤務というところがまたいい味出してます。

大学プロデューサーのマイスターさんが以前、岐阜経済大学の「ギケイダー」を取り上げたことがありました。

大学を盛り上げるために職員がインパクトのある活動を行うのは、とてもいいことですし、背中を押している経営陣も立派だと思います。
大学という教育機関では、えてして固い考え方のもと、無難で他と変わりのないコンテンツが大量生産されているように感じます。もっと各大学が特色を出してもいいはずだし、職員のチャレンジングな姿勢を評価してほしいです。彼らはふざけているのではなく、緻密に大学をアピールする方法を考えてユニークな取り組みを行っているんですから。

総務課の近藤さんには、今後も色々な戦隊物を提案していってもらいたいですね。応援しています!

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