Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

エジプトに「日本」の名称の入った国立大学が誕生

high190です。
エジプトに「日本」の名称が入った国立大学ができたそうです。設立にはJICAも協力したとか。


国際協力機構(JICA)を中心に日本の官民が新設に全面協力し、エジプトが日本という他国の名前を冠した初の国立大学E−JUST(エジプト日本科学技術大学)の開校式が3日、首都カイロ郊外で行われる。ナジフ首相や緒方貞子JICA理事長、佐々木幹夫三菱商事会長ら計約400人が出席する。
北部のアレクサンドリア郊外ボルグエルアラブにキャンパスがある同大学は、日本が優位にある工学分野を実験中心に教育し、中東・アフリカの発展に役立ててもらう。
東京大など日本の12大学が教員派遣に協力、産官学一体で海外の大学設置を支援する初の試みだ。当面は大学院1期生50人でスタート、2〜4年後に学部を開設する予定。

JICAのWebサイトに当該プロジェクトに関する記述がありました。

昔、NHKプロジェクトXでもやってましたが、スエズ運河の拡張工事は日本企業がバックアップしていたりとエジプトと日本の繋がりは意外なところで深いような気がします。工学分野では日本の教育・研究水準は高いと思われますし、こういった国際協力は今後も是非続けていってもらいたいですね。

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