Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

国際教育の質向上を目的に国際教養大、ICU、早稲田大、立命館APUが連携協定を締結

high190です。
国際教養大学国際基督教大学早稲田大学立命館アジア太平洋大学。いずれも特色ある国際教育を実施していて注目を集めている大学です。
この4大学が国際教育の質向上を目的に連携協定を締結したそうです。


グローバル教育の質向上を目指し、国際教養大(秋田市)、国際基督教大(東京都三鷹市)、早稲田大(同新宿区)、立命館アジア太平洋大(大分県別府市)の4校は、学生の交流や共同授業の実施などを柱とする連携協定を結んだ。将来的には単位を互いに交換できるようにすることも検討している。
今夏の長期休暇に、4大学の学生を集めた共同授業を実施する予定。また、インターネットで講義を配信したり、就職支援や授業運営の向上のために研修会を開いたりするなどし、協力していく。
早稲田大国際教養学部長のポール・スノードン教授は「多くの留学生を受け入れるなど、国際教育に先導的に取り組んできた4大学が連携することで教育の質を一層高めたい」と話している。

早稲田大学国際教養学部のWebサイトに連携協定のプレスリリースが掲載されていました。

どの大学も特色ある国際教育を展開しており、大学関係者であればどこかで耳にしたことのある大学名だと思います。特に、国際教養大学カンブリア宮殿でも成功事例として取り上げられています。

これからは優秀な留学生の獲得を巡って、国際間競争が激しくなっていくと思います。日本の国際教育の先導者として、4大学が連携して国際教育の質を向上させることは、日本の今後の高等教育にとっても大きな意義のあることです。

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